64%が「偽ニュースを判断できる自信あり」ーーピュー研究所による偽ニュースに関する調査結果

SHARE:
image via. Flickr
image via. Flickr

<ピックアップ> What does this Pew study on fake news actually mean?

大統領選をきっかけに懸念が高まる偽ニュース問題。そんな中、ピュー研究所が北米1,000人の成人を対象に不正確なオンラインニュースについての調査を実施した。

その結果によると、アメリカ人の4分の1は「過去に偽ニュースをシェアした」経験があり、3分の1は「捏造された政治のニュースを頻繁に見かける」と回答したという。

回答者の51%が、「”頻繁”に不正確なニュースに遭遇」、32%は「完全に捏造されたニュースをよく見かける」と答えている。反対に19%は「不正確なニュースはほぼ見たことがない」と回答。

また、年齢・性別・収入・人種・政党などに関わらず、回答者の大半は偽のニュースを認識できる自信があると考えていることがわかった。全体の64%が、完全につくられたニュースが時事問題について混乱を招く原因になっていると答えた。

多くの人が偽ニュースをシェアした経験を持っており、23%が偽の政治ニュースをシェアしたことがある。これには、偽ニュースと知りながら、または後に発覚した場合の両方が含まれる。ピューの調査では、なぜ事実ではないと知りながらもニュースをシェアしたのかの理由までは追求していない。

via. The Verge

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する