上海発・がん治療法を研究開発するHarbour BioMed(和鉑医薬)、東京で開催されたBIOAsia 2017で世界戦略を語る【ゲスト寄稿】

by ゲストライター ゲストライター on 2017.3.24

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら


BioAsia 2017 で話す Jingsong Wang(王勁松)博士
Image credit: “Tex” Pomeroy

東京で開催された BIOAsia 2017 で、昨年12月に上海で事業を開始した Harbour BioMed(和鉑医薬)の CEO Jingsong Wang(王勁松)博士が、昼下がりのセッションに登壇した。Wang 氏は、同社が現在、がん免疫療法プラットフォームについて、マサチューセッツでアメリカの医薬ビジネスの最前線にいる一方で、ヨーロッパではオランダ・ロッテルダムのエラスムス大学の協力のもと、ヨーロッパで研究を行っていることを話した。同社は、人間のがん治療への応用を狙い、遺伝子導入マウスの独自特許を取得している。

バイオテクノロジーイノベーション協会(BIO)によるバイオ医療に特化した年次カンファレンス BioAsia は、ここ数年グランドハイアット東京で開催され、アジア太平洋地域の多くの企業を集めている。ニューヨークの投資銀行 Rodman & Renshaw のバイスプレジデント Oded Spindel 氏が、このイベントのハイライトでもある Jingsong Wang 氏とのセッションのインタビュアーを務めた。BIOAsia は、日本のバイオインダストリー協会の協力を得て開催された(バイオインダストリー協会自身も、イベントを今秋に開催する予定)。

BioAsia 2017 で話す Jingsong Wang(王勁松)博士
Image credit: “Tex” Pomeroy

国際的な製薬会社である Bristol-Myers Squibb で勤務経験のある Wang 氏は、Harbour BioMed がここ数ヶ月で約30社の顧客を獲得しており、ボストン拠点の VC である Atlas Venture から支援を受けている。Wang 氏はまた、彼が Sanofi で勤務していた当時の研究開発で培った人脈が、Harbour BioMed の経営にフル活用されているとの語った。日本のニューホライゾンキャピタルとも関係のある中国 VC の Advantech Capital、PC ブランドの Lenovo(連想)で知られる Legend Holdings(連想控股)の子会社 Legend Capital Partners(君連資本)が昨年、Harbour BioMed のローンチと事業拡大を支援した。

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