米Blackbaudが、英国の資金調達プラットフォームJustGivingを1億2,000万ドルで買収

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JustGiving, Screenshot

個人間(P2P)オンライン資金調達プラットフォームの JustGiving が、非営利組織向けのソフトウェア・サービスプロバイダーの米国の Blackbaud に買収された。

VentureBeat 向けに発行された資料によれば、Blackbaud は「JustGiving のすべての持ち分」を購入するために9,500万ポンド(1億2,000万ドル)を支払う予定だ。

JustGiving は2000年に創業。何千ものチャリティーや個人のための資金調達プラットフォームとして、英国を中心によく知られていた。2003年には米国でもプラットフォームをローンチし、その後米国内ではその名前を FirstGiving と改めている。現在は164カ国で利用可能で、創業から今日にいたるまでさまざまなプロジェクト向けに45億ドルを調達してきた。2013年にはクラウドファンディングの事業にも進出した

一方、Blackbaud は1981年にニューヨークで創業し、非営利組織向けに様々なソフトウェアやサービスを提供している。CRM、アナリティクス、ウェブサイト管理、チケット管理など製品は多岐にわたる。

同社は10年以上前に Nasdaq に上場しており、先週の株価はこれまでの最高額の89.50ドルと、IPO 価格の約10倍に達している。

Blackbaud はすでに、TeamRaiser Everydayhero といった形で、いくつかの P2P の資金調達サービスを提供している。そして JustGiving が加わることで、P2P 領域の製品を拡大し、JustGiving がよく知られている英国市場への進出が容易になることが期待されている。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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