台湾発スマートスクーター開発のGogoro(睿能)、住友商事と組んで日本市場に参入——年内にも石垣島でシェアバイク事業の実証実験を開始

先ごろ、台湾発のスマートスクーター開発スタートアップ Gogoro(睿能)が3億米ドルを調達したことをお伝えしたが、同社はその出資者の一つである住友商事と戦略的提携を締結し、年内にも石垣島でシェアバイク事業の実証実験を開始すると発表した。Gogoro にとっては、ベルリン、パリに続く海外進出となる。

Gogoro はこれまでに世界で3万5,000台のスクーターを出荷している。ユーザは Smartscooter を購入し(Gogoro 1 で3,800米ドル、Gogoro 2 で価格は2,200米ドル)、月額およそ25米ドルの使用料をバッテリー交換ステーションを利用するために支払う。日本における詳細な料金体系は未定。

石垣島での事業では、石垣シティホール・きびら湾・伊原間・石垣空港などキースポット数カ所に Gogoro のバッテリーボックス兼充電所『GoStation』が設置され、ユーザは使用済バッテリと充電済バッテリを交換できるようになる予定だ。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する