
Image credit: Meltin MMI
【17日17時30分更新】シリーズ A ラウンドに関する記述を追加。
サイボーグ技術の実用化を目指す メルティン MMI(以下、メルティン)は17日、大日本住友製薬(東証:4506)、SBI インベストメント、第一生命(東証:8750)からシリーズ B ラウンドで総額20.2億円を調達したと発表した。今回の調達は、メルティンにとって、2016年1月に実施したユーグレナ SMBC 日興リバネスキャピタルとグローカリンクからの調達(シードラウンド、調達額は不明)、2017年12月に実施したリアルテックファンド、未来創生ファンド、日本医療機器開発機構からの調達(シリーズ A ラウンド、調達額は2.1億円)に続くものだ。
メルティンは2013年7月、電気通信大学インキュベーション施設から輩出される形で、生体信号・ロボット技術を利用したサイボーグ事業を行うスタートアップとして設立。主に、医療・福祉機器、アバターロボット、身体拡張デバイスの研究開発・事業化に注力してきた。生体信号を読み取り人間の身体動作や意図を忠実に解析する「生体信号処理技術」と、それらを実空間で忠実に再現するための「ロボット機構制御技術」を融合させ、Brain Machine Interface(BMI)や義体の実現を目指している。
メルティンでは今回の資金調達を受けて、実空間で本格的な遠隔作業が可能なアバターロボット「MELTANT」の実用モデルや、医療機器の開発を加速させるとしている。
同社は、2016年3月にリバネス主催のリアルテックベンチャー・オブ・ザ・イヤー 2016 スタートアップ部門賞を受賞、2016年5月の Microsoft Innovation Award で展示オーディエンス賞を受賞している。
via PR TIMES
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