スマート水田サービス「paditch」を運営する笑農和(えのわ)は15日、インキュベイトファンドから資金調達したと発表した。調達金額やラウンドは明らかにされていない。
笑農和は水田の水管理(入排水)に対してテクノロジーを活用、「paditch」というサービスを通じ農業のスマート化に取り組んでいる。「paditch gate02」では水温・水位を管理、水門の開閉(遠隔およびタイマー)などが可能だが、今回の調達を受けて、電源オプション(バッテリーソーラー/乾電池増設)と用水路センサーオプションを追加し、「gate02+」として公開する。
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笑農和は2013年2月、代表の下村豪徳(しもむら・かつのり)氏により設立。2015年からスマート水田開発に取り組み、以前の記事で紹介した「ドローン米」のプロジェクトにも〝篤農家〟として関わっている。2016年には KDDI ∞ Labo の第10期および第11期に採択。2018年に実施された Incubate Camp 11th への参加が、今回のインキュベイトファンドからの調達につながったようだ。
via 笑農和
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