乾電池IoTの「MaBeee(マビー)」、高齢者等見守りパッケージをビックカメラで販売開始

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MaBeee みまもり電池
Image credit: Novars

乾電池型IoTデバイス「MaBeee(マビー)」を開発・販売するノバルスは24日、高齢者等の見守りに主眼を置いたパッケージを家電量販店のビックカメラで販売開始する。今回販売されるパッケージは「MaBeee みまもり電池」は、見守られる人(高齢者など)に「MaBeee みまもり電池」、見守る人(家族など)に IoTBASE が提供するクラウドと連動したアプリ「スマート電池」をセットにして提供するもの。MaBeee みまもり電池が持つ持つ電流・電圧検出機能を用い、クラウド上で利用状況の可視化が可能となる。

ビックカメラは2018年秋に実施された「ビックカメラアクセラレーター」に採択されており、これをきっかけとして、今回、MaBeee みまもり電池をビックカメラで販売・プロモーションすることとなった。

ノバルス では、従来の多くの見守り製品で採用されている監視カメラや赤外線センサーとは異なり、高齢者にとって監視されている印象を受けにくいことから導入の抵抗が少ないとしている。このサービスを利用するには、MaBeee みまもり電池をビックカメラ店頭で購入し、電池を用いた製品と組み合わせ、スマートフォンなどの Bluetooth が利用できるデバイスからクラウドに接続する必要がある。販売価格は1個あたり2,980円(税別、予価)。

Image credit: Novars

ノバルスはこれまでも e コマースサイトや全国の家電量販店店頭で MaBeee を販売してきたが、MaBeee みまもり電池として、見守りに特化したパッケージを販売するのは今回が初めて。昨年7月、SOMPO ホールディングスグループ(東証:8630)とインフォコム(東証:4348)が共催したシニア向けビジネスコンテストでは、みまもり電池のアイデアで最優秀賞を受賞。以降、本パッケージの開発に注力し、販売にこぎつけた。

先月、電通が開催したアクセラレータプログラム「GRASSHOPPER」のデモデイで、ノバルスは今年、見守り用途への応用にフォーカスすることを明らかにしている。

ノバルスは、Plug and Play Japan Batch 1 に採択され、Monozukuri Hardware Cup 2019Tech in Asia Tokyo 2018のピッチセッション「Arena」でファイナリストに選ばれている。2016年9月にニッセイ・キャピタルとみずほキャピタルから1.2億円を調達。、2017年9月にニッセイ・キャピタルから1億円を調達している。

via PR TIMES

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