Grab、インドネシア大学と提携し医療技術・ソーシャル分野のスタートアップを支援

by e27 e27 on 2019.5.24

Image credit: Grab

インドネシア国内の公立大学のなかでもトップクラスの学力を誇るインドネシア大学(UI)は、同大学のビジネスユニット管理・開発委員会(DPPU UI)を通じて Grab との覚書に署名した。Grab は同社の Grab Ventures Velocity(GVV)プログラムを通じて、大学の開拓プログラムにおける戦略的パートナーとなり、テクノロジーや医療、ソーシャル分野に特化したスタートアップの支援を行う。

インドネシア大学の学長 Dr. Ir. Muhammad Anis 教授(金属学修士)と Grab Indonesia の社長 Ridzki Kramadibrata 氏は15日、Ruang Apung UI Kampus Depok で覚書に署名した。署名には、同大学人材育成副学長 Dr. Ir. Dedi Priadi 教授(DEA)、Grab Indonesia の執行役員 Ongki Kurniawan 氏、およびビジネスユニット管理・開発委員会の委員長 Dr. drg. Nia Ayu Ismaniati Noerhadi 教授(MDSc.、Sp.Ort(K))が立ち会った。

インドネシア大学は、まとめ役の Code Margonda と提携して、アクセラレータプログラム「UI Works」の学術コミュニティ向け起業支援から生まれたスタートアップの指導を行う。このプログラムではインドネシア大学のすべての学術コミュニティだけでなく、製品のプロトタイプやベータ版をすでに持っているスタートアップをキャンパス外で運営している若い世代もサポートする。

このプログラムは、プレアクセラレータ、アクセラレータ、デモデイの順に進む3つのフェーズに分かれている。

プレアクセラレータフェーズでは、アクセラレータ希望者が選考プロセスに参加してプログラムにぴったりのスタートアップを見つける。次のアクセラレータフェーズでは、選ばれたスタートアップが約4か月の集中プログラムに参加して、商用レベルとして通用するビジネスを構築する。最後のフェーズであるデモデイでは、メンターとなってビジネスの成長をサポートする投資家と、選ばれたスタートアップが実際に対面することになる。

Grab Ventures Velocity(GVV)」は、メンターまたはゲストスピーカーとして2番目のフェーズに参加して、選ばれたスタートアップを評価する。その後、スタートアップは最終フェーズに進んで GVV プログラムからさらに深いアドバイスを受ける機会を与えられる。

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Grab とインドネシア大学は、エンジニアリング領域における未来のリーダーを育成するプログラムでも協力していくことになる。このプログラムには、昨年技術系科目を履修していた学生が選考プログラムに参加して、Grab のインドネシアオフィスまたはシンガポールオフィスでインターンとして働く機会を得ることができる。登録受付は今月16日から開始される。

Grab Indonesia の社長 Ridzki Kramadibrata 氏は次のように語った。

インドネシア大学との今回の提携は、マスタープラン「Grab4Indonesia」としてまとめられた、当社のインドネシアへの貢献活動の一環です。このプランでは、雇用の創出だけでなく、IT やテクノプレナーシップ、技術革新において現地の才能を開花させるために全力で取り組む方針です。当社の Grab Ventures プログラムは、情報通信省とクリエイティブ経済庁(BEKRAF)の取り組みとも足並みを揃える内容になっています。その目的は、東南アジアにおける次世代のテクノロジーリーダーを発掘・育成しながら、イノベーションとデジタル化を推進していくことです。

2018年7月に立ち上げられた Grab Ventures は、Grab のベンチャービルディングとベンチャー投資を担っている。Grab Ventures は GVV を通じてスタートアップに同社の顧客ベースやアドバイスを提供する。また、Grab のテクノロジー資産も提供して、Grab のエコシステム内でのサービスのテストも可能にする。

Grab によると、 GVV のスケールアッププログラムを通じて、今後3年間でさらに3兆インドネシアルピア(約230億円)をインドネシアに投資するという。

【via e27】 @E27co

【原文】

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