中国のQ&Aサイト「Zhihu(知乎)」、シリーズFラウンドで4億3,400万米ドルを調達——短編動画アプリ「Kuaishou(快手)」がリード

by TechNode TechNode on 2019.8.16

中国のオンライン Q&A プラットフォーム「Zhihu(知乎)」は12日、4億3,400万米ドルを調達し、シリーズ F ラウンドを完了した。このラウンドは、短編動画プラットフォームの「Kuaishou(快手)」がリードした。

重要視すべき理由:この調達は、Zhihu の上場計画実現を後押しする。以前には、開示されていない理由から収益上の問題が発生し、上場に失敗している。

  • 北京を拠点とする Zhihu の今回の調達は、過去2年間で、中国のオンラインコンテンツ・エンターテイメントのセグメントでは最大のラウンドとなる。

Zhihu CEO の Zhou Yuan(周源)氏は、今回のファイナンスに対する Zhihu 上での質問に次のように答えた。

Zhihu、Kuaishou、Baidu(百度)は、異なるユーザシナリオを対象にした異なるプロダクトだが、いずれも大きなセグメントであり、互いのユーザには類似性がある。これら3つのプラットフォームは全て、「情報の孤島」問題を抱え、高品質なコンテンツにアクセスするコストが上昇している。

詳細情報:今回のラウンドには、Tencent や Capital Today といった過去数回にわたって投資した企業に加え、検索大手の Baidu も参加している。

  • 以前のラウンドに参加した Bytedance(字節跳動)は、今回のラウンドに参加していない。Yicai(第一財経)の報道によれば、Bytedance 創業者の Zhang Yiming(張一鳴)氏が、調達額が膨らむのを望まなかったらしい。
  • Zhihu CEO の Zhou Yuan 氏と Kuaishou 創業者の Su Hu(宿華)氏は、2ヶ月前のランチミーティングで Kuaishou の出資に同意した。
  • Zhou 氏によれば、しばしば 中国版の Quora と見なされる Zhihu は、Baidu や Kausihou が持つ専門知識を有効活用し、コンテンツの検索や流通のやり方、フォーマットをアップグレードすることになるだろう。
  • Zhou 氏は内部文書で、同社が置かれているファイナンスの状況とステージから、Zhihu のいかなる落ち込みも許容できる状況にない、と述べている。「素早く行動できれば生きのびれる。そうでなければ死あるのみ。」

背景:Zhihu は昨年8月、シリーズ E ラウンドを完了し、25億米ドルのバリュエーションで約2億7,000万ドルを調達した。

  • 2011年に設立された Zhihu だが、マネタイズが開始されたのは2017年のことだ。
  • Zhihu に近い投資家が語った内容として 36Kr(36気)が報じたところでは、Zhihu は2019年に再び上場に挑戦した。
  • Zhihu は2018年数百人の社員を解雇したと報道されたことに対し、この人数は過大に誇張されたもので、実際には許容できる範囲での解雇だったと反論している。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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