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重要視すべき理由:Ruhnn(如涵)は成長が見込まれる中国テック企業のリストに名を連ねている。このリストには他にも Alibaba(阿里巴巴)や New Oriental(新東宝)、そして投資家から不正行為の疑惑が指摘されているフィンテックプラットフォーム「Yirendai(宜人貸)」が含まれており、中国資本市場がますます減速する中で投資家心理を冷え込ませている。
背景:アメリカの競合企業同様、中国企業もインフルエンサーを市場価値のある製品やサービスとして売り出している。しかし、アメリカのインフルエンサーやブロガーがソーシャルメディアプラットフォームから見返りを得られるのに対して、中国のインフルエンサーは自身の e コマースビジネスでマネタイズを行っている。このような構造が、インフルエンサーの e コマースストアの管理やソーシャルメディアのマーケティング、ビジネス上の決定を支援するインフルエンサー管理プラットフォームの隆盛を後押ししている。
目論見書によると、Ruhnn の設立者 Feng Min(馮敏)氏が同社の株式の29.3%を保有しているのに対して、Alibaba が支援する Taobao China Holdings(淘宝中国控股)が8.56%を保有している。
iProperty は2015年、世界最大級の不動産テクノロジーグループ REA Group に5億3,100万米ドルで買収された。
REA Group は不動産に特化した多国籍デジタル広告企業だ。同社はオーストラリアでトップを誇る居住用不動産ウェブサイト(realestate.com.au)、商用不動産ウェブサイト(realcommercial.com.au)、共用不動産ウェブサイト(Flatmates.com.au)を運営している。さらに短期向け商用・コワーキング不動産サイト Spacely も運営している。
REA Group はアジア地域で iproperty.com.my、squarefoot.com.hk、iproperty.com.sg、中国の myfun.com(買房)、そしてタイの不動産レビューサイト thinkofliving.com を保有している。また、オーストラリアの住宅ローン仲介フランチャイズグループ Smartline Home Loans と、データ資産サービスプロバイダーの Hometrack Australia も保有している。
さらに、アメリカの Move, Inc. とインドの PropTiger という2社の不動産ウェブサイトの株式も大量に保有している。