また、この型はSaaS(Software as a Service)のビジネスにも同様に当てはまります。型③の説明でも触れた通り、SaaSの本質は業務効率化ではなく、企業内オペレーションや企業間取引のデータ化であるため、収集したデータを基にユーザー体験を向上したり、新たにファイナンスサービスを提供したりすることができるという点で、「データ・アグリゲーション」の典型例と言えます。
QR コード決済事業者をブレイクダウンした「QR コード決済各アプリの利用率」の資料では、PayPay が他を圧倒していることがわかり、かつてのソフトバンクの Yahoo! BB のルータ無料配布を彷彿させる PayPay の強力なマーケティング努力の成果が浮き彫りとなった。デジタルマーケティングのナイルも一昨日、インフキュリオン同様のレポートを発表しており、PayPay がトップの座にあることは誰の目にも明らかだ。一方、政府主導のポイント還元も好意的に受け止められ、消費税が増税されて以降、キャッシュレス決済を使うようになったユーザは45%に上った。
インフキュリオン・グループは、生活者の決済動向などを調査する「決済動向調査」を2015年から毎年実施しており、2018年7月のインフキュリオンデジタル設立後は同社がそのミッションを引き継いでいる。「QR コード決済各アプリの利用率」「消費税増税におけるキャッシュレス決済利用の変化」は、その中でも QR コード決済やキャッシュレス決済の動向に特化したもので、2段階(全体調査・詳細調査)のインターネット調査により、全国で16~69歳男女2万人を対象に実施された。
ニュースサマリー:クレジットカード・スタートアップ「Deserve」は4日、シリーズCにて5,000万ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家にはゴールドマンサックスが参加している。また、既存投資家のSallie Mae、Accel、Aspect Ventures、Pelion Ventures Partners and Mission Holdingsも同ラウンドに参加している。
同社は米国における若者、特にジェネレーションZ世代を対象にクレジットカードを提供するCard as a Service(CaaS)を謳うFinTechスタートアップ。カードの申請にSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)は必要なく、対象者の学業や就業先で審査を実行するのが特徴だ。また、クラウドベースでカード管理のプラットフォームも提供している。法人・大学機関向けにもサービス提供を開始している。
ピックアップ:Filecoin, But Forever: Arweave Raises $5 Million to Build Out ‘Permaweb’ ニュースサマリー:11月5日、分散型の永久クラウド・ストレージ・ネットワークを開発する「Arweave」がa16zやMulticoin Capital, Union Square Venturesなど、クリプト業界の著名投資家らから合計50…
ニュースサマリー:11月5日、分散型の永久クラウド・ストレージ・ネットワークを開発する「Arweave」がa16zやMulticoin Capital, Union Square Venturesなど、クリプト業界の著名投資家らから合計500万ドルの資金調達を実施した。なお、資金調達は独自トークン「AR」ベースで実施されている。