ミッションに紐づいた言語化が「全員PR」を促進:#スタートアップPR ベスト事例(4)プレイド(KARTE)【リレー】

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話題となったissue採用

年末企画としてスタートしたスタートアップのPR事例を称揚する「スタートアップPRベスト」。前回のピースオブケイクでPRを担当されている森本愛さんからご推薦いただいたのは顧客体験プラットフォーム「KARTE」を展開されているプレイドさんです。森本さんはどの活動に心を動かされたのでしょうか?

<参考記事>

森本愛さんの推薦理由:プレスリリースやオウンドメディアでの発信、あらたな採用手法、大型カンファレンス。プレイドは情報発信の量が多いことはもちろんですが、すべてがミッションとひもづけられて当事者の言葉で伝えている点がすばらしいと感じました。

資金調達やオフィスの移転、ロゴの変更といった成長期のスタートアップであれば、かならず通る道も「お知らせ」にとどまるのではなく、自分たちの考え方やこだわりを伝える格好のチャンスにされています。資金調達では代表インタビュー、ロゴ変更ではデザイナー自身の言葉で、丁寧に発信されていました。

<参考記事>

「KARTE」の特徴である「拡張性」も、”完成しない”がコンセプトのオフィス移転やissue採用の取り組みで体現され、かつきちんと言語化されています。いつもネーミングも絶妙だなぁとうなっています。いいネーミングはひとりでに歩きだしてくれるので、大事なポイントですよね。

<参考記事>

PRだけでなく、さまざまな職種の社員が自分ごととして発信している姿から、社内が一丸となっていることがうかがえます。土台がきちんと固まっていないうちに社外への発信だけを増やしても意味がないので、プロダクトのよさ、社内のコミュニケーションを磨き上げることが大切だと改めて教わりました。

ほかにも大型カンファレンスの「CX DIVE」や紙で発刊している「XDマガジン」。いずれも自社の短期的な利益には直結しないものの、長期的にCXの概念を引き上げていく、業界自体の地位を上げていく施策です。これらへの投資は大きなチャレンジだと思いますが、目指しているものが明確だからこそ、すべてのコミュニケーションに一貫性があるのだと感じます。

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ということで、ミッションに紐づいた言語化でPRを促進させたプレイドさんがスタートアップPRのベスト事例、4件目となりました。そして次はなんと最終回。このプレイドさんで広報を担当されている櫻井友希代さんからご推薦をいただいたスマイルズさんにバトンをお渡しいたします。

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