スタートアップコミュニティ運営のCreww、スタートアップスタジオ事業に参入——VRプラットフォーム「cluster」上で、バーチャル説明会を開催

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オンライン説明会の様子(プライバシー保護のため、画像の一部を加工しています。)
Image credit: Creww

東京に拠点を置く、スタートアップコミュニティを運営するスタートアップである Creww は先週、スタートアップスタジオ事業への参入を発表したが、その参加希望者・検討者向けの説明会を11日、VR イベントプラットフォーム「cluster」上で開催した。これは新型コロナウイルスの感染予防策の一環として、多人数での集会やイベントの自粛が叫ばれる中、オンライン環境での周知活動を試みたもの。cluster 上に数十名の参加者のほか、その模様を動画中継する YouTube Live 上にも数十名の視聴者が確認できた。

Creww のスタートアップスタジオの特徴は、事業を創ろうとするメンバーが現業を離れずに着手できる点だろう。メンターやパートナーの協力のもと、リーンスタートアップの手法により事業を立ち上げ、約6ヶ月間でチーム組成からプロダクトやサービスを開発。市場検証を経て、サービスの運営、ユーザ獲得の支援、最終的には事業会社へのプロジェクト売却を目指す。また、事業会社の持つ事業シーズを Creww が預かり、イントレプレナーが挑戦しやすい環境や事業会社の新規事業創出も支援する。

パートナーとしては、コミュニティ面で CAMPFIRE(クラウドファンディング)、Another works(副業マッチングプラットフォーム)、bajji(社会関係資本の可視化)、ベンチャー・カフェ東京(ボストン発のイノベーションコミュニティ東京版)、実証支援で 3D Printing Corporation、地方創生支援で OYOLIFE、事業譲渡支援でビジョナル・インキュベーション(事業承継 M&A プラットフォーム運営)が協力する。

Image credit: Creww

このスタートアップスタジオ事業では、事業アイデアを持ち事業化に向けてリーダーシップを発揮する「ファウンダー」と、ファウンダーと共に事業を推進する「プロジェクトメンバー」が募集される。テクノロジーを活用したビジネスモデルを持つ個人かチームで(法人は対象外)、長期的に SDGs に寄与できる構想があるビジネスモデルが対象。第1期は3月末までプロジェクトがファウンダーから募集され、プロジェクト採択後に、4月以降、プロジェクトメンバーが募集される。

スタートアップスタジオは起業支援の新しいモデルでは無いが、このところ日本国内では、この分野への参入が相次いでいる。連続起業家で投資家の西條晋一氏は一昨年、ミドルエイジなどの起業を促すビークルとして XTech を設立、スタートアップ輩出や M&A 支援を行う。システムインテグレータやエンジニアリング業務を請け負う企業がスタートアップスタジオを運営する例としては、Sun*(サンアスタリスク) IT プロパートナーズの例がある。 イタンジ創業者の伊藤嘉盛氏が率いるトグルは先週、不動産テック特化スタートアップスタジオ事業の強化を発表した。

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