iPhone 12:4Gと5G、前モデルとのバッテリー比較テスト結果(3/4)

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発表会で示されたiPhoneとWatchを同時に充電できるステーション/Image Credit : Apple

前からのつづき)Appleは3つのバッテリーサイズをもつ4種類のデバイスを提供することによって問題を解決しようとした。バッテリーのパフォーマンスをどのくらい妥協できるかを顧客の判断に委ねたのだ。

Tom’s Guideが実施した初期のバッテリーテストでは、ミッドレンジのiPhone 12とiPhone 12 Proのみが対象だった。これらは同じバッテリーを搭載し、同じ5Gハードウェアを備えている。それぞれ時間数は異なるものの、5Gを使用した場合の駆動時間は4Gを使用した場合に比べて2時間短くなった。

通信キャリアによっても異なる。T-MobileのネットワークのiPhone 12 Proは、AT&TネットワークのiPhone 12よりも5Gで40分以上、4Gで1時間長く駆動した。これが4G接続の併用に頼らないT-Mobileの5Gスタンドアロンを使用したからかどうかは分からないし、複雑な問題だが、なぜAppleが国際的な顧客基盤に対して5Gバッテリーの保証を行わなかったのかのヒントではある。

たとえそうでも、規定文書からこのモデルの一般的な意味でのバッテリー特性を理解することができる。iPhone 12とiPhone 12 Proのバッテリーは2,815ミリアンペアであり、iPhone 11の3,110ミリアンペアおよびiPhone 11 Proの3,046ミリアンペアと比較してエネルギー容量はおよそ7.5%から10%低下している。

来月のリリースでは、iPhone 12 miniのバッテリーは2,227ミリアンペア(iPhone 11よりも28%小さく、iPhone 12よりも21%小さい)なのに対し、iPhone 12 Pro Maxは3,687ミリアンペアのセルを持ち、iPhone 11 Pro Maxの3,969ミリアンペアよりも容量が7%ほど小さい。

記者の質問に対し、Appleは一般的に新しいCPU、スクリーンの向上、ソフトウェアのアップデートなど他に効率の改善が見込まれる可能性があるため、iPhoneシリーズでは毎年のバッテリー容量の低下は問題ではないと述べている。

しかしTom’s Guideのテストによると、4Gに関してはiPhone 11よりもiPhone 12の方が53分低下し、一方、iPhone 11 ProよりもiPhone 12 Proの方が1時間向上した。この差異の原因はネットワークの違いかもしれないが、別の要因かもしれない。テスターを混乱させる要因は他にもたくさんあることは疑いないだろう。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】