Appleが11月10日に新型Macをお披露目へ:One More Thingはあるか (2/2)

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Image Credit: Apple

(前回からのつづき)新macOSのBig Surは長期にわたってベータテスト中で、11月中旬のイベントの8日前になってもまだ最終版になっていない。ーーこれはおそらく最初のARMベースのMacの公式発表を待っているからだと思われるが。新しいアイコン、以前のFinderインターフェイスへの微調整、iPadアプリとの連携に加え、Big SurではApple Siliconを搭載したMacが命令セットを共有するため、ほぼ変更なくiPhoneとiPadのアプリを実行できるようになるだろう。一方、Intel Macのアプリケーションは、Appleが2005年のPowerPCからIntelチップへの移行を促進するために開発したエミュレーションのアップデート版「Rosetta 2」を使うことで、新しいマシン上でも引き続き実行されることになる。

過去2回のAppleのイベントでもそうだったが、同社は発表ページのメイン画像をクリックすると、拡張現実のアニメーションを提示するようにしている。そして今回はAppleのロゴをアニメーション化したもので、上に折りたたんだ後に平らになるので、MacBookのラップトップの蓋が開いているように見える。Appleは今回の発表会でApple Siliconプロセッサを搭載した複数のMacBook、そして潜在的に少なくとも1台のデスクトップモデルを発表すると予想されている。これらは6月から登録済みのMac開発者に向けて限定的に提供されていた、Apple A12Z BionicベースのMac mini Developer Transition Kitに変わるものだ。

さらにこのイベント名にちなんで、発表会の最後には長い間噂されていたApple TV 4Kへのアップデートなど、独自の「One More Thing」のサプライズが含まれている可能性もあるが、Mac関連のニュースだけの可能性も十分にある。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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