パーソナライズ美容ケアD2C「FUJIMI(フジミ)」運営のトリコ、ポーラ・オルビスHDが買収

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トリコのメンバーと投資家の皆さん。中央が代表の花房香那氏。
Image credit: Tricot

ポーラ・オルビスホールディングス(東証:4927、以下、ポーラと略す)の出した適時開示情報によると、パーソナライズサプリメントやパーソナライズフェイスマスクブランド「FUJIMI」を開発・提供する D2C スタートアップのトリコがポーラに買収されたことが明らかになった。買収金額は38億円。

トリコは2018年4月、代表の花房(旧姓:藤井)香那氏により設立。20問ほどの肌診断からユーザにあったオリジナルのサプリメント11種類から処方を組み、ユーザにあわせた飲むスキンケアを提供するサブスクサービスを2019年3月から、パーソナライズフェイスマスクを2020年2月から提供している。

トリコは2019年4月に XTech Ventures と野口卓也氏から3,000万円(シードラウンド)、同年10月にポーラの CVC である POLA ORBIS CAPITAL と XTech Ventures から1.5億円(プレシリーズ A ラウンド)を調達していた。ポーラはこれまでトリコの株式10.56%を保有していたが、残りの89.44%(16,100株)を代表の花房氏、XTech Ventures、野口氏らから現金で買い取り完全子会社化する。

<参考文献>

via PR TIMES

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