トヨタ子会社が高精度地図生成のCARMERA買収、グローバルでの自動運転支援へ

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ニュースサマリ:トヨタ子会社のウーブン・プラネット・ホールディングスは15日、自動運転に関する次世代道路情報解析を手がけるCARMERAの買収に合意したことを伝えている。今年4月に買収したLyftの自動運転部門「Level 5」の買収に続くもの。買収後にCARMERAのチームはウーブン・アルファの自動地図生成プラットフォーム(Automated Mapping Platform)チームに合流する。

CARMERAは自動運転に必要な高解像度のマップ生成に必要な技術基盤を提供する企業。車両の状態をリアルタイムに識別し、高精度の3Dマップを常に最新の状態に保つことができる。CARMERAとトヨタは、グループのウーブン・プラネットの前身であるトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)と2018年から2020年に渡って協業を進めてきた。当時から市販の車載カメラを活用した高精度地図の生成に向けて検討を重ねており、汎用的なカメラから取得したデータを活用することで、従来と比較してより低コストに高精度地図を更新できるとしている。

CARMERAが合流するウーブン・アルファは安全な自動運転に欠かせない自動地図生成プラットフォームの提供を実施しており、体制を強化することでそれぞれの地域に適した高精度な地図を提供し、安全な自動運転を支援することを目指す。

via PR TIMES

 

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