金融トレーニング「ABCash」運営、シリーズCラウンドで12億円を調達

SHARE:
Image credit: ABCash Technologies

金融に関するトレーニングサービス「ABCash」や福利厚生サービス「ABCare」を提供する ABCash Technologies(エービーキャッシュテクノロジーズ)は30日、シリーズ C ラウンドで約12億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ、SBI インベストメント、Aflac Ventures、SV-FINTECH Fund、Hamagin DG Innovation Fund、マネックスグループ、FFG ベンチャービジネスパートナーズ。

これは ABCash Technologies にとって、2020年6月〜10月に実施したシリーズ B ラウンドに続くものだ。三菱 UFJ イノベーション・パートナーズはシリーズ A ラウンドに続いて、また、SV-FINTECH、SMBC ベンチャーキャピタルはシリーズ A および B ラウンドに続いてのフォローオン。今回ラウンドを受けて、創業以来の累積調達金額は約25.5億円に達した。

ABCash Technologies は、サイバーエージェント出身の児玉隆洋氏らにより2018年創業(当時の社名は bookee)。貯蓄・住宅・保険・投資などを中心として、個人向けにはお金のパーソナルトレーニングサービス ABCash、法人向けには法人向けお金の福利厚生サービス ABCare を提供している。ABCash 受講者10,000人以上のお金にまつわるディープデータや、ABCare に蓄積された20,000件以上の Q&A に基づいた AI の活用によって、学習コンテンツのパーソナライゼーションの精度を高めているという。

「お金版のライザップ」の異名を持つこのビジネスは、アメリカでは The Financial Gym が2017年にサービスを開始、2020年1月にアメリカの資産運用会社 VanEck がリードしたシリーズ A ラウンドで、600万米ドルを調達している。

via PR TIMES

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する