東南アジア向けエンタメ配信のPOPS Worldwide、シリーズDでテレビ東京らから資金調達

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ベトナムのデジタル・エンターテイメント企業 POPS Worldwide は、日本のテレビ東京がリードしたシリーズ D ラウンドで資金調達を実施した。調達額は開示されていない(編注:テレビ東京単独の出資額は300万米ドル)。POPS Worldwide は、このラウンドより前までに合計で3,700万米ドルを調達している。

Image credit: POPS Worldwide

今回の取引規模は明らかにされていないが、同社は以前、Tech in Asia に対し、シリーズ D ラウンドで5,000万米ドルを調達する予定だと語っていた。Tech in Asia は POPS Worldwide に再度コメントを求めている。

2008年に Esther Nguyen 氏によって設立された POPS Worldwide は、OTT、YouTube、TikTok、Facebook に6億9,000万人の視聴者を抱えている。オリジナルコンテンツだけでなく、国内外のソースからの素材も提供している。

POPS Worldwide とテレビ東京の協力は今回が初めてではない。2020年には、「NARUTO-ナルト-」「ケロロ軍曹」「しゅごキャラ!」など日本のテレビアニメを東南アジアで放映するために両社が協力した。

今回の提携により、両社はアニメコンテンツやその他の実写シリーズの普及と拡大を推進する。テレビ東京と POPS Worldwide は、Z 世代をターゲットに、東南アジアの視聴者に日本のコンテンツをより積極的に紹介することを目指す。

テレビ東京は、上場持株会社であるテレビ東京ホールディングス(東証:9413)の子会社だ。テレビ東京の他の子会社には、日経 CNBC や Paravi がある。

8月には、POPS Worldwide がベトナムの人気コミックを題材にした初のメタバースプロジェクト「DinoPOPS Worldwide NFTs」を発表している。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

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