Binance(幣安)、日本市場向けに新プラットフォーム「Binance Japan」をローンチ

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取引高で世界最大の仮想通貨取引所「Binance(幣安)」は1日、日本市場向けの新プラットフォームをローンチした。

Binance(幣安) CEO の Changpeng Zhao(趙長鵬)氏
Image credit: Binance

シンプルに「Binance Japan」と名付けられたこのプラットフォームは、スポット取引用に34のトークンをサポートしており、同社によると日本国内のデジタル通貨取引所では最も多くのトークンを提供しているという。このリストには、日本でのデビューとなる Binance 独自の BNB トークンが含まれている。

Binance の投資商品「Earn」も利用できる。

日本国内の新規顧客は8月中旬から口座開設の申し込みができ、今年12月1日から取引が開始される。グローバルな Binance 口座を持つ日本の既存顧客は、11月30日までに現地のプラットフォームに移行する必要がある。

Binance は、現地で登録された仮想通貨取引所「サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)」の株式を100%取得した後、日本への復帰を計画した。同社は、現地のルールに従った規制された取引所サービスを提供することで、日本のデジタル資産と Web3 のエコシステムを強化することを目指していると述べた。

日本は早くから強力な仮想通貨規制を設けており、政府は仮想通貨技術の成熟に伴い、さらなる法整備を推進する意向のようだ。首相の岸田文雄氏は最近の Web3 カンファレンスで、「日本の大企業が大規模なメタバースプロジェクトをローンチする」ことを示唆した。

先ごろ、Crypto.com と日本の LINE Xenesis は、アジア太平洋地域および世界の仮想通貨産業における仮想通貨イノベーションを発展させるための提携を発表した。この提携は、まず日本における LINE Xenesis の仮想通貨サービスを強化することに重点を置いている。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

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