汗分析で栄養状態を可視化するPITTAN、ポータブル機器開発に向け1.5億円をプレシリーズA調達

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Image credit: PITTAN

神戸を拠点とする汗分析技術スタートアップ PITTAN は5日、プレシリーズ A ラウンドで1.5億円を調達したと発表した。このラウンドには、クオンタムリープベンチャーズ、岡三キャピタル、神戸大学キャピタル、京都キャピタルパートナーズが参加した。

これは PITTAN にとって、2023年8月に明らかにした池田泉州キャピタル、出向起業スピンアウトキャピタルからの調達(ラウンドステージ、調達額は共に不明)に続くものだ。

PITTAN は、非侵襲的な汗中成分分析技術を開発している。この技術により、ユーザは簡単かつ迅速に自身の栄養状態や健康状態を把握することができる。同社は現在、エステサロンやフィットネスジムと提携し、ユーザーが汗サンプルを郵送して分析結果を受け取るサービスを展開している。

PITTAN は現在、郵送モデルでの分析サービスを提供しているが、今回調達した資金を使って、ポータブル分析機器の開発を加速し、15分以内での分析結果提供を目指している。これにより、その場で即時に汗の分析が可能になる。同社では、スキンケアやフィットネス領域での事業拡大を目指す。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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