中国最大のメッセージアプリWeixin(微信)、アメリカ市場参入に着手

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【原文】

Tencent(騰訊)の全社員に宛てて送られた社内メールによると、3億人以上のユーザ(とは言っても、ユーザのほとんどが中国人)を持つ中国で最も人気のメッセージアプリWeixin(微信)が、アメリカ市場に初めて参入するという噂だ。

そのメールで、Weixin を育てたTencent のGuangzhou Research Institute(広州研究院)がアメリカに支社を開設する予定であることが明らかとなった。この新しい海外オフィスは、ユーザの獲得およびリサーチ、事業チャンスの査定や提携など、Weixinのビジネス開発業務を担うようだ。

中国国内以外で成長する最初の中国アプリの1つとして、Weixinはすでにアジア諸国でかなり素晴らしい取組みを行っており、今や海外展開への抑えきれない欲望は太平洋を越えて行った。

LineやKakao Talkがそれぞれの縄張りを支配しているのと同じように、Tencentも独自に開発した同メッセージアプリで中国市場を牛耳っている。そして、アメリカ市場に興味を示しているのはWeixinだけではない。日本のメッセージアプリLineもアメリカ市場を探る取組みを強化していた。WeixinとLineが異国の土地でどのような展開を繰り広げるのか、各社のお手並みを拝見しよう。

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【via Technode】 @technodechina

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