シンガポールの記録的なクラウドファンディング・キャンペーンは、調達総額2万7000米ドル

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【原文】

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シンガポールの映画監督Kenny Gee氏が、2人の犯罪者と1体の死体にまつわる犯罪スリル映画「The Body」という短編映画の制作に、クラウドファンディングで設定した資金調達目標額2万ドルを突破し、おそらくシンガポールのクラウドファンディングキャンペーン史上で最高額となる資金を獲得した。

Indiegogoに掲載したこのキャンペーンが終了するまでにはまだ日にちが残っており、そしてGee氏がすでに2万7296米ドルを獲得していることから、同氏が3万ドル以上を獲得しても驚かないだろう。

このキャンペーンが成功している理由の1つは、同氏が巧みに作り上げた資金調達用ビデオのおかげであるに違いない。このビデオでは、Gee氏が2人の犯罪者に人質として捕われている。拷問にさらされ、お金を出すよう迫られた同氏は思いあまって言い出す。「お金は準備できる —— Indiegogoで」と。

この短いビデオは本当に面白く、クラウドファンディングに掲載するべきビデオの水準を高くしている。これまでに私が見たなかでも最高のキャンペーンビデオであることは間違いない。

Indiegogoはシンガポールで人気のクラウドファンディング・プラットフォームになっている。私たちは昨年、家賃が高いために閉店を余儀なくされていたインディーカフェのThe Pigeonholeが、それを回避するために同サイトで資金を調達したことを紹介した。

この他にも、シンガーソングライターのInch Chua氏が1万5000米ドル、テックスタートアップのInnova Technologyが紛失防止デバイスを開発するために1万米ドルを調達している。

これらのことは、Togather.AsiaCrowdonomicなどの国内のクラウドファンディングプラットフォームにとって、何を意味しているのだろうか?

一方では、アジアでクラウドファンディングというメカニズムへの認識が高まっていることと、マーケティングに長けた人が国内にも十分いるという一縷の望みを与えている。同地域の映画業界はアメリカのレベルには追いついていないが、さらに成長する余地は確実にある。

他方では、国内のプラットフォームには取り組むべきことがたくさんあることがわかる。国内のサービスはIndiegogoとは異なり、地元の資金調達者にアメリカの幅広いユーザにアクセスさせることができず、それが原因で資金調達者を集めることがより困難になっている。

おそらく、国内に強く呼びかけるような国内に密着したプロジェクトを掲載することが成功へのチケットだろう。

【via SGE.io】 @SGEio

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