米オンデマンドデリバリのGopuff、新たに10億米ドルを調達——時価総額は150億米ドルに

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2017年3月、SXSW でオースティンの街を歩いていた goPuff 3人娘。
Image credit: Masaru Ikeda

<ピックアップ> Gopuff scooped up another billion-dollar investment. It’s now valued at $15B

アメリカ・フィラデルフィアを拠点とするオンデマンドデリバリ・スタートアップの Gopuff は7月30日、10億米ドルの調達を明らかにした。これは同社にとって、今年3月に実施した11.5億米ドルの調達(シリーズ G ラウンド)に続くもので、今回の調達を受けて時価総額は150億米ドルに達した模様。フィラデルフィア発の新参ユニコーン3社の中で先頭を走る存在となった。

本ラウンドに参加したのは、Blackstone の新規事業系投資プラットフォーム「Horizon」、Guggenheim Investments、Hedosophia、MSD Partners、Adage Capital らが新規に参加、既存の投資家である Fidelity Management and Research Company、ソフトバンク・ビジョン・ファンド1、Atreides Management、Eldridge に加わった。

Gopuff は2013年、共に地元ドレクセル大学の卒業生である Rafael Ilishayev 氏と Yakir Gola 氏により創業。昨年、イギリスのラストマイルデリバリ Fancy、企業向け物流ソフトウェア rideOS など複数企業をを戦略的買収し、移動式キッチンで食事を料理・提供する「Gopuff Kitchen」をローンチした。この分野では、日本ではレキピオが累計2億円超を調達している

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via Technical.ly

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