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Investor Fred Wilson comes to the defense of Airbnb
Airbnbはその手法と成長力の強さであっという間に100億ドル(1兆円)という評価を獲得しましたが、実は当初から結構なトラブルの話がずっとつきまとってました。思い返せば、2011年の夏頃に貸したお家が荒らされてトラブル、しかも対応にかなりマズさがあって大炎上、結果的にその後の利用には全て保険がかかるようになったのは有名な話です。
そしてここ数週間、ニューヨーク州との間で発生しているいざこざがちょっとした話題になっています。ニューヨーク州がいわゆるAirbnbは宿泊事業者であり、掲載した15,000件のレジデンスについては見合った税金を支払えということで、Airbnbに出頭要請を出した、とのこと。ニューヨークとの戦いは昨年あたりから続いているのですね。
で、興味深いなと思ったのがAirbnbの投資家「ではない」Union Square Venturesのフレッド・ウィルソン氏がブログでAirbnbを擁護、「じゃあいうけど、Airbnbの代わりっているの?ねえ?どんだけいいサービス提供してると思ってるの?ねえ?ねえ?(かなりの意訳です)」と(恐らく担当検事に)問いかけていることです。
真面目にかいつまむと、どういう人が利用しているかのチェックだったり、その提供住宅に火災報知器などが設置されてるかのチェックは彼らは努力しているし、逆にいえば、クレイグスリストみたいな掲示板でやってる方の監視はどうなってんだと。
中身はさておき、どうでしょう、投資家の役割というのはどうしても資金調達やその他の人材確保など、具体的な「こと」に注目があつまりがちですが、こういったイノベーションを擁護するために積極的に声をあげるというのも大きいでしょうね。しかも出資先とは関係ないサービスなのにやんやとやってるところがまた興味をそそります。
とかくスタートアップというのはグレーゾーンを渡り歩きます。時として周囲が苦い顔をすることもありますが、本当にそれがイノベーションを起こし、さらに未来の私たちの当たり前、生活を作ってくれるものだと信じているのであれば、こういう擁護は歓迎したいものです。
via PandoDaily
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