今日(原文掲載4月24日)、Yahooジャパンを取り巻くニュースがたくさんあるようだ。最も特筆すべきは、同社の2011年度の業績が発表され、サービス開始から売上と利益が15年間連続増という点だろう。
どこが優れていて、なぜ上手くいっているか−−それらを示しているすばらしい概観表(たくさんの面白いチャートも載っている)が記載されている財務プレゼンテーションをチェックしてみよう。
日本のインターネット人口の84%が利用していると言われるYahooジャパンは様々なサービスを提供している。検索では依然1位、(楽天を破って)オークションサイトでも1位、そしてEmailでも1位(GmailとMicrosoft Live Mailの上をいく)である。
そしてニュースでも1位である。右上のYahooのチャートから見れるように、読売、毎日、朝日といったニュースのパワーハウスより多くのアクセスがある。
本日、これは特にFacebookにとって良いニュースだが、YahooジャパンニュースにFacebookのコメントシステムが導入された。下記のスクリーンショットを見ると、元のコメントとTwitterのリアルタイム検索の間にFacebookコメントのタブが置かれている事が分かる。[1]
元CEOの井上雅博は退社時に、Yahooジャパンにとってソーシャルがフォーカスであると話しているとAsiajinは指摘する。Yahooジャパンはスマホからのアクセスも伸びており、トレンドをフルに生かしたコンテンツを提供し続けたいとしている。
今日のYahooジャパンの最後のニュース。米国Yahooからの株(米国Yahooが保有しているYahooジャパンの株)の買い戻しは「評価額に隔たり」があった為、締結に至らなかったと伝えている。
1. Yahooジャパンは最近Twitterのリアルタイム検索トレンドに対してより高い位置で示している。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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