ゲーム特化型クラウドファンディングCrowdrive、人気レーベルによるノベルゲーム「ghostpia」の掲載が開始

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crowdrive

グーパは、同社が運営するゲーム特化型クラウドファンディングサービス「Crowdrive(クラウドライブ)」でオール・オア・ナッシング型のプロジェクトの掲載を開始した。オール・オア・ナッシング型とは、プロジェクト企画者が設定した目標金額に到達した場合に限り、プロジェクトが実行されるという仕組みだ。

「Crowdrive」では、プロジェクトの種類をオール・オア・ナッシング型とハイブリッド型の2種類に分けている。ハイブリッド型は、プロジェクト企画者が設定した目標金額や目標人数の達成の有無に変わらず、支援された金額が全額支払われるという仕組み。これは、既にリリースされているゲームのプロモーションや、既に進行しているプロジェクトの資金やファンを集めるために利用されている場合が多い。

このオール・オア・ナッシング型のプロジェクト第一弾として、ノベルアプリ制作サークル「超水道」の最新デジタルノベルゲーム 「ghostpia」制作プロジェクトの掲載がスタートしている

「超水道」は、2014年のニコニコ自作ゲームフェス4で「ノベル賞」受賞経験もあり、過去にリリースしたアプリは約30万ダウンロードを超えるなど、ハイクオリティなノベルアプリを制作しているレーベル。



同レーベルが制作予定の「ghostpia」の第一話は、ノベルゲームの配信サイト「ノベルスフィア」上に公開されており、プレイできるようになっている。PCブラウザだけでなく、スマホのブラウザからもプレイ可能だ。

「超水道」は高校2年生のころから活動をスタートし、大学4年生となった今でも活動を継続しているチーム。学業との両立もある中、3ヶ月〜4ヶ月に1本のペースでアプリを制作し、今回「ghostpia」という大きな作品を制作するにあたって、資金が不足しているそうだ。

大学へ行くための定期代やミーティングを行うファミレス代すら危うい状態で困窮しているそうだが、「最後の作品 ghostpia を無料でリリースしたい」との想いから、「Crowdrive」でのクラウドファンディングを始めるに至った。

「Crowdrive」は今年の9月に発表され、10月末にリリースされた。これまでは「ファントムオブキル」や「チェインクロニクル」など、先述したハイブリッド型のプロジェクトの掲載だけだったが、今回、「ghostpia」のプロジェクトが掲載されたことで、クラウドファンディングとして本格的にスタートしていきそうだ。

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