アイドル応援アプリ「CHEERZ」、聴き放題音楽サービス「KKBOX」、楽曲配信サービス「TuneCore Japan」による共同プロジェクトが始動

Junya Mori by Junya Mori on 2016.8.16

cheerz

フォッグが開発するアイドル応援アプリ「CHEERZ」が、聴き放題音楽サービス「KKBOX」と世界中の配信ストアにて楽曲を発売することが出来るサービス「TuneCore Japan」との共同プロジェクトをスタートした。

3社による共同プロジェクトでは、「CHEERZ」に参加しているアイドル約650名はCHEERZが開発したシステムを活用する。参加アイドルは、楽曲配信に関する年間管理費などの負担がなく、「TuneCore Japan」を通して、定額制音楽配信に関しては「KKBOX」に、その他「iTunes Store」「amazon music」「LINE MUSIC」などの音楽配信プラットフォームに自身の楽曲を配信することが可能となる。

音楽ディストリビューションサービス「TuneCore Japan」利用アーティストへの総支払い額が6億円を突破

アイドルと何かのテーマを掛け合わせることで、「CHEERZ」を売り出してきたフォッグ。彼らが常々、課題に思っていたのは、アイドルのアーティスト性は人々に認知されていないということだった。

「CHEERZ」を運営するフォッグのメンバーには、元々音楽業界出身の人間が多い。「CHEERZ」のプロジェクトマネージャーである伊藤崇行氏も、音楽業界出身者の一人だ。

スタートアップが企画に力を注ぐ理由ーーアイドル応援アプリ「CHEERZ」プロジェクトマネージャーに聞く企画の力

音楽業界を経験した彼らが感じていたのが、楽曲を売りにしているアイドルや音楽にこだわっているアイドルも存在する一方、それを十分に伝えられていないという課題だった。「KKBOX」もアイドルの音楽に力を入れており、「TuneCore Japan」も配信のサポートをしていきたいと考えていたことから共同プロジェクトの話が進んだ。

「アイドルの音楽はすでにリリースされているし、配信されていることもあります。ただ、ロックシーンやハウスシーンのように「アイドルシーン」は存在していない。シーンとして楽曲が聞かれていないんです。私たちが目指すのは、アイドルシーンを作ること。アイドルの楽曲を配信し、音源をまとめる場所を作り、アイドルの音楽シーンを作っていきます」

そう伊藤氏は語る。互いに目指すところが重なった三社は、「アイドルシーン」を立ち上げていくべく連携を行う。「CHEERZ」経由で配信されたアイドル楽曲は提携先である「KKBOX」内にて、新設予定のカテゴリ「アイドル」にまとめられていく。注目音源をピックアップして紹介することで、アイドルの楽曲を聴いてもらうための導線を作る狙いだ。

3社共同プロジェクトの流れ

さらに、「KKBOX」ではアイドル自身がミュージックキュレーターとなり、様々なジャンルの音楽を紹介し、ユーザに対して新たな音楽体験提供していく。

「CHEERZ」は、先日動画生配信の新機能「ちあスト」を実装。これで写真、動画の生配信に加えて、音楽面もカバーすることになった。

アイドル応援アプリ CHEERZ に動画生配信の新機能「ちあスト」が登場

「CHEERZ」を開発するフォッグは、SHOWROOM、KLab Entertainmentの3社協同で新たなライブシリーズ「Let’s Party!」の立ち上げも発表。アイドルシーンを盛り上げていくための動きを加速させている。

letsparty

Junya Mori

Junya Mori

モリジュンヤ。2012年に「Startup Dating」に参画し、『THE BRIDGE』では編集記者として日本のスタートアップシーンを中心に取材。スタートアップの変革を生み出す力、テクノロジーの可能性を伝えている。 BlogTwitterFacebookGoogle+

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