不正アクセス検知サービスのカウリス、取締役副社長に元Uber Japan代表の塩濱剛治氏、社外取締役に元ソニーCEOの出井伸之氏の就任を発表

by THE BRIDGE編集部 THE BRIDGE編集部 on 2017.11.8

8日、FINOLAB で開かれた記者会見で。左から、出井伸之氏、島津敦好氏、塩濱剛治氏。
Image credit: Caulis

ID/パスワードの不正アクセスに特化した、なりすまし検知サービス「FraudAlert」を提供するカウリスは8日、同社の取締役副社長に元 Uber Japan 代表の塩濱剛治氏、社外取締役に元ソニー CEO の出井伸之氏が、今月1日付で就任したことを発表した。

塩濱氏と出井氏の役員就任の理由として、カウリスは世界市場展開を強化するためとしている。塩濱氏はこれまでに Uber、RosettaStone、SurveyMonkey といったグローバル企業の日本法人代表を歴任。カウリスの代表取締役である島津敦好氏との関係は、島津氏が以前 RosettaStone に在籍した際の代表にあたる。塩濱氏はカウリスの創業当初から取締役として経営に参画してきた。出井氏の足跡は説明するまでもないが、出井氏が出身であるソニー(東証:6758)の運営するファンド、それに電通国際情報サービス(ISID、東証:4812)から、カウリスは今年4月にシードラウンドで数千万円程度の出資を受けている。

カウリスの FraudAlert は、他人のID・パスワードを不正に利用してサービスへのログインを行う、「なりすまし攻撃」を検知するためのサービス。アクセスに使われた端末、IPアドレスなど約50のパラメーターをもとにアクセス者がユーザー本人であるかどうかを判断する。事業会社やメガバンクをはじめとする金融機関などが主なターゲットだ。

THE BRIDGE では、不正ログイン対策のスタートアップとして、絵による CAPTCHA 技術を使ったセキュリティソリューションを提供する Capy を取り上げたことがある。代表の島津氏や経営企画室長の森下将宏氏らは共に Capy の出身で、Web ブラウザのみならず、IoT を始めとするさまざまなインターフェイスで利用可能なセキュリティソリューションの開発を目指し、2015年12月にカウリスを創業した。

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