位置情報に友人の提案ーー静かに進むインスタとFacebookの「データ連動」

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2018.10.7

coding computer data depth of field
Photo by Kevin Ku on Pexels.com

ピックアップ:Instagram prototypes handing your location history to Facebook via TechCrunch

ニュースサマリ:Instagramがユーザー設定データをFacebookと共有するテストを実施中ーーTechCrunchに掲載された記事によると、Instagramのプライバシー設定に「位置情報」を共有する設定項目が一部ユーザーに追加されているそうだ。これをONにすることで、Facebookアプリを使っていなくても同社はユーザーの位置情報を取得できることになる。

話題のポイント:Facebookはインスタとの統合を着々と進めているようですね。今回発覚した位置情報の共有そのものについてはプライバシー視点での指摘ですが、個人的には特定企業に情報を提供したくない場合はオプトアウトが用意されている場合がほとんどですので切るか、もしくは使わなければよいと思ってる派です。ただ、今回のインスタとの連携はややわかりにくいところが問題かもしれません。(ちなみに筆者のアプリではこの機能は確認できませんでした)

要はインスタで取得した位置情報をFacebookにも共有しますよ、というもので、記事にあるアプリ注意書きの説明を引用しておきます。

「Location History is a setting that allows Facebook to build a history of precise locations received through Location Services on your device. When Location History is on, Facebook will periodically add your current precise location to your Location History even if you leave the app.(ロケーション履歴はFacebookが位置情報サービスを使用して受信した正確な場所の履歴をあなたの端末で確認することを可能にする設定です。ロケーション履歴が有効になっている場合、Facebookはアプリを終了しても定期的に現在の正確なロケーションをロケーション履歴に追加します)」

それ以上に注目したいのはやはりインスタとFacebookの連携具合です。Quartzの記事に別の話題が出ていましたが、そちらは逆で、インスタのフォロワーをFacebookのお友達としてサジェストする、という機能をテストしているみたいです。

私はインスタとFacebookの使い方は明確に分かれててどちらかというとプライベートがインスタ、ビジネスでFacebook、みたいな使い分けになってます。コミュニティも一部は重複しますが、お仕事で関わった方と友人とのコミュニケーションはやはり異なります。

この辺りも全てオプトアウトなので、注意しておけばいいだけの話なのですが、前述のロケーション設定などは大変複雑でおそらく全員が理解するのは難しいでしょう。広告などのビジネスに必要なデータですから、しれっと取得しようとすればできちゃうかもしれません。

知らない間に取られたくない情報が使ってないプラットフォームで流用されていた、とならないよう消費者側にも注意が必要な話だなと思います。

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