ハッカースクールはスタートアップコミュニティで馴染みのあるコンセプトだ。シンガポールでは、Golden Gate VenturesのJeffrey Paine氏が、起業家にコーディングを教えることを目指したハッカースクール「Startup Academy」の開設を発表したばかり。
Startup Academyはコミュニティ運営型のプロジェクトで、シンガポールのスタートアップにフロントエンドやウェブ、モバイルアプリのプログラミングの基礎を教えることを目指している。そうすることで、企業の創業者がスタートアップ業界を模索するための知識を得ることができるからだ。
同スクールは、「iOS関連の開発」「Ruby on Rails」「HTML/CSS」という3つの入門コースを提供している。各コースの受講期間は4~8週間で、受講料は300~500シンガポールドル(240~400米ドル)。これらのコースでは、Action.IOの開発環境を用いているので、受講生は新たなソフトをインストールする必要がない。
このStartup Academyに参画している人のなかには、SAPのSubhransu Behara氏や、MicrosoftのJoyce Huang氏、Tinkerbox StudiosのJaryl Sim氏、そしてDevZero ConsultancyのAdrian Chua氏などがいる。
シンガポールでは、コミュニティが提供・運営する開発クラスがどんどん増えていて、素晴らしいことだと思う。Startup Academy以外にも、Learnemyが開発について教えたいと思っているデベロッパーのために同社のプラットフォームを提供している。
また、その他数多くの開発クラスがハッカーコミュニティスペースのHackerspace.SGで時々行われている。
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