台湾モバイル(台湾大哥大)がEvernoteと提携、パーソナルクラウド・サービスをスタート

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【原文】

台湾モバイル(台湾大哥大)は、パーソナル・クラウド・サービスを始める見込みだ。メモをするソフトウェア Evernote と提携し、モバイルのパーソナル・クラウド・ブームを作り出そうとしている。

Evernote はオープンなクラウドプラットフォームで、ユーザはテキスト、図、写真、その他の情報サービスを簡単に記録できる。Evernote の台湾ユーザは、全世界ユーザの2%にあたる50万人に達しようとしており、これが Evenote の台湾進出を後押しになっているようだ。

今年7月、Evernote のアジア太平洋地域担当のゼネラルマネージャーが訪台、TechOrange(科技報橘)の特別取材を受け、ハッカソン・イベントの宣伝のみならず、創業時の経験やアジア市場での経営戦略についても話してくれた。今日(原文掲載日:8月30日)、Evernote の CEO Phil Libin がアメリカから遠路訪台し、台湾モバイル(台湾大哥大)との協力や台湾オフィスの開設について発表、台湾市場を開拓することの意味についても説明した。

台湾モバイルは、Evernote のような国際的なソフトウェア・サービス・プロバイダと協力することで、Evernote の洗練されたユーザ・インターフェースとユーザ・エクスペリエンスを取り入れて、ユーザ一人一人に向けた、モバイル・ナレッジ・クラウドを提供しようとしている。

状況を見る限り、台湾モバイルはクラウド・ブームを追いかけているが、中国の他の通信会社のように自前のクラウド・サービスを提供することはなさそうだ。台湾モバイルの頼弦五社長は「クラウドに自分でハシゴをかけて上る必要はない。そこにいる巨人の肩に乗れば、より高くより遠くが見渡せるのだから」と述べた。そういう背景から、台湾モバイルは世界的に人気のメモソフトウェア Evernote との直接提携を選択したのだ。

通信会社の雄・台湾モバイルがシリコンバレーのベンチャーと作り出すパーソナル・クラウドは、新しい未来を作り出せるだろうか。

今後の動向を楽しみにしたい。

【via TechOrange】 @TechOrange


著者紹介:鄒家彥(ゾウ・ジァヤン)

人々のため記事を書きたいと思っている。興味深い話、読んでほしい話、見逃せない話を執筆してきた。起きているときはリラックスし、寝ているときは夢を見るのが好き。最近見た印象的な夢は、俳優・余文楽(Shawn Yue Man-Lok)が TechOrange(科技報橘)で仕事していたシーン。

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