スマートフォンのバッテリ共有サービス「マンタン(만땅)」に、韓国のボンエンジェルス(본엔젤스)が出資

SHARE:

mandang_featured

アーリーステージVCのボンエンジェルス・ベンチャーパートナーズ(본엔젤스벤처파트너스)は、世界初のスマートフォン・バッテリ共有サービス「マンタン(만땅)」を運営するスタートアップ、マイクン(마이쿤)に2億ウォン(約1,840万円)を出資したと発表した。

マンタンは、ソウルを中心にモバイルアプリのオフラインサービスを提供している。アプリの位置情報サービス(LBS)を使って、周辺の利用可能店舗をユーザに知らせ、店舗で充電するのではなく、フル充電したバッテリと交換してくるのが特徴だ。これまでモバイルにフォーカスして投資を続けてきたボンエンジェルスは、今回のマイクンへの投資を皮切りに、さまざまなITベンチャーに投資領域を拡大する計画だ。

ボンエンジェルス取締役のカン・ソクフン(강석흔)氏は、次のように述べている。

多くのスマホユーザーが経験する不便を解決するなど、世界初の独創的な共有ビジネスモデルと、チームの迅速な実行力を見て投資することにした。マンタンが AirBnB や ZipCar のような世界的なサービスになることを期待したい。

一方、マイクン代表のチェ・ヒョクジェ(최혁재)は、今回の資金調達について、次のようにコメントした。

今回の資金調達では、資金のみならず、我々の事業性やアイデアをボンエンジェルスに評価してもらった、という点で大きな意味がある。顧客のニーズに答えられる質の高いサービスを提供し、会社の地位を強化すべく全力を尽くしたい。

今年1月、ソウル随一の繁華街ホンデ(홍대)周辺でサービスを展開するマンタンは、ローンチから3ヶ月で損益分岐点(BEP)を突破し、現在30以上の店舗で運用している。ユーザの増加率は毎月2桁以上を記録するなど、急成長を遂げている。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する