クラウド・ストレージ企業の Box は昨日、東京でイベントを開催し、日本市場への参入を発表した。
東京にオフィスを開設し10人のチームを配置するのに加え、多くの日本企業が Box のセキュアなファイル共有コラボレーション・ソリューションを利用することになった、とも発表した。それらの組織は、DeNA、ファミマ・ドット・コム(ファミリマートのオンライン版)、日揮(プラント輸出企業)、三菱地所(不動産)、サンリオエンターテイメント、早稲田大学などだ。
さらに、コニカミノルタ、NTTコミュニケーションズ、サイボウズが、Boxパートナーネットワークに参加する新しいインテグレーション・パートナーとして発表した。
Box Japan、正式には、株式会社ボックス・ジャパンでは、以前ベリサイン・ジャパンの代表取締役CEOを務めた古市克典氏が代表取締役に就任する。
Box のような注目を集めるクラウド・プレーヤーが日本に参入し、多くの大企業と提携するのは頼もしいことだ。これまでのところ、日本における大企業のクラウドの導入率は比較的低いものだが、今回のような動きが変化を加速することを期待したい。
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