【追記あり】前ハフィントンポスト日本版編集長の松浦氏、スマートニュースへ

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写真左から:代表取締役会長・共同CEOの鈴木健氏、松浦茂樹氏

9月8日に突然の退任を発表した初代ハフィントンポスト日本語版編集長の松浦茂樹氏がスマートニュースに参加することが分かった。

松浦氏は1974年生まれ。東京理科大学卒業後にエンジニアとしてキャリアを開始、2004年からライブドアでポータル部門の統括などに携わり、その後、GQやWIREDなどを発行するコンデナスト、グリーを経て2013年3月からハフィントンポスト日本語版編集長として同サイトの立ち上げを担った人物。退任までの約1年半で月間1300万UUのサイトに成長させた。

一方、スマートニュースは大型の資金調達を経て、現在人材採用を活発化させており、9月10日には元米国コンデナストの事業開発担当ディレクター、バーニー・デイヴィス氏を(メディア)パートナーリレーション担当として、また、昨日の9月17日には元Williamson-Dickie Japan合同会社の副社長だった松岡洋平氏をマーケティング部門責任者として招聘するなど、日米ともに体制強化を進めているところだった。

気になるのは松浦氏の役割だ。同氏は前職で編集長という肩書きはあったものの、どちらかというとジャーナリストとしての色合いよりもサイトプロデューサーの方がイメージとしては合っている。また、以前、同社を取材した際にも人的な編集部は「持たない」という発言を繰り返していた。

<参考記事> SmartNews、未来の姿

松浦氏は具体的にどのような役割を担うのだろうか。リリースによれば「メディアコミュニケーションディレクターとしてSmartNewsのコンテンツ企画面を強化する」ということだが、この点はご本人に直接聞いてみることにする。

本件について、松浦氏からのコメントを待っているので届き次第掲載したいと思う。

12時追記:松浦氏にメディアコミュニケーションディレクターの役割について聞いたところ、「コンテンツを提供してくれるメディアの皆様にリスペクトを持ちつつ、とにもかくにも、読者とメディアパートナーさんとともにSmartNewsを成長させるということをメインでやります」とコメントを頂いた。NewsPicksが元東洋経済オンライン編集長の佐々木紀彦氏を獲得、新たに編集部を立上げたのとは少し毛色が違うようだ。

インタビューの約束も取り付けたので、より詳しい内容についてはそこで聞いてくることにしたい。

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