自分で作れる作れる小さなヒューマノイド「PLEN2(プレンツー)」。
日本のプレンプロジェクトは、3Dプリンターで部品を出力して組み立てられるオープンソース型二足歩行ロボットの「PLEN2(プレンツー)」の開発を発表、KickStarterと国内のクラウドファンディングサイト「きびだんご」で事前予約を開始した。
PLENには3つのコンセプトが一貫して流れている。
1,ロボットがいつも人々のそばにいるためには小型軽量でなければならない。
2,ロボットが私たち人間と対立せず成長を続けていくためには、その技術がオープンでなければならない。
3,自ら組み立てるロボットキットで、ユーザーがロボットの構造を学ぶことが出来るものである。
PLEN2は、「オープンソース」で「プリンタブル」なロボットで、ドライバー一本で組み立てることができる。身長約20cm、重さ約600g、18個の関節を持ち、高度な運動性能を備えたロボットだ。
主要パーツの3Dデータは無償公開されている。ユーザーはデータをカスタマイズして、オリジナルのパーツを作成し3Dプリンターで出力することができArduino互換で様々なサンプルプログラムを付属、電子工作初心者でも自由にプログラミングができ、機能を追加することができる。
またロボット用ミドルウェア「ROS」に対応しているため、本格的なロボット開発にも使うことが可能とのこと。目標金額は、KickStarterが4万ドル(約485万円)、きびだんごが100万円、PLEN2の価格はKickstarterが899ドル(約11万円)で、きびだんごが税別10万8000円。出荷は2015年9月を予定している。
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