SlackのCEO曰く、Eメールはなくならないしすばらしいツールだけど、役割が変わってきている

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急成長を続けるSlack先日には16.億ドルを調達し、評価額は28億ドルにまで到達、ユーザ数も75万人以上でいまだ増え続けています。

そんなSlackですが、一方で既存のEメールをディスラプトする存在なのでは、とも言われています。そうした指摘に対して、SlackのCEOであるStewart Butterfield氏は「Eメールはとてもすばらしいサービスで、もはや世界中の誰もが使えるツールになっている。国を超えたり、団体を越えてコミュニケーションする際には、欠かせないものだろう」と、Eメールを評価し、その存在はなくならないと語っています。

しかし、だからといってEメールそのものが良いかというとそうではない、ともButterfield氏は語ります。例えば、メールボックスを開けば、友人のメールや職場の人のメール、クライアントのメールなどがごっちゃになっている、ということはよくあります。そうしたとっちらかっている状況では、きちんとメッセージをマネージすることはできない状況になっていると指摘。誰もが使えるツールだからこそ、なんでも放り込んでしまっては意味がないのはたしかです。

だからこそ、Slackはまずはカンパニーやチーム内部のコミュニケーションを軸に、議題を明確にしたチャットグループを作成し、無駄のないコミュニケーションをつくりあげようとしているのだと思います。

Eメールはなくならない、けれどもSlackとの役割を明確にしてツールを使うことで、より仕事の効率性や友人とのコミュニケーションが円滑になるのかもしれません。筆者も、基本的に仕事に関しての内部のやりとりはSlack中心で、外部の人とのコミュニケーションとしてEメールを中心に使う、というような住み分けになりつつあります。そうしたツールの使い方を意識することが大切なのかもしれません。

via Inc.

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