Daum Kakaoが、KCube Venturesのイム・ジフン氏を次期代表に内定

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Daum Kakao が、KCube Ventures(케이큐브벤처스)の代表を務めるイム・ジフン(임지훈、英語名:Jimmy Rim)氏を次期代表に内定したと発表した。Daum Kakao は急速に変化するモバイル時代にスピーディーに対応すべく、共同代表体制から単独代表体制へと移行し、Daum と Kakao の合併後本格的なシナジーを出すための戦略的決定を下したと説明した。

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イム・ジフン氏は、次のように抱負を明らかにした。

モバイル時代の主役であるDaum Kakao の航海を担当することになり、心地よい緊張感と責任感を同時に感じる。Daum Kakao を韓国最大のモバイル企業にし、グローバル競争力を備えたリーディング企業にできるよう最善を尽くしたい。

イム・ジフン氏は KAIST(韓国科学技術院)産業工学科を卒業後、NHN企画室、Boston Consulting Group のコンサルタントを経て、Softbank Ventures の上級審査役を務めた後、2012年から KCube Ventures の代表取締役を務めてきた。サービスがリリースされる前に「人」に投資するスタートアップ投資家として、将来の成長の価値を発掘する優れた見識を持っていると評価されている。

特に、イム・ジフン氏は KCube Ventures を設立から3年で韓国を代表するスタートアップの専門投資VCに育て上げ、モバイル市場への深い洞察力と若い感覚を持った人物として広く知られている。モバイル・ゲームデベロッパの Fincon(핀콘)Red Sahara(레드사하라)、映画推薦サービス Watcha(왓챠)を提供する Frograms(프로그램스)、モバイル証券取引の Dunamu(두나무)など50以上のスタートアップに投資し、その中から1千億ウォン(約100億円)以上のバリュエーションを持つ企業を含め、数十倍にバリュエーションが上がった企業を多数輩出し、イム氏の優れた成果が認められてきた。

今回の単独代表体制移行と新代表の選定は、Daum と Kakao の合併後の文化的、組織的かつ有機的結合を終え、モバイル生活プラットフォーム競争力の基礎を磨いた、チェ・セフン(최세훈、英語名:Saehoon Choi)、イ・ソクウ(이석우、英語名:Sirgoo Lee)共同代表の積極的提案と推薦で行われた。

チェ・セフン共同代表は次のようにコメントしている。

Daum Kakao の出発を担い、真のモバイル時代への突入を担う幸せな経験だった。 これから始まる真のモバイル時代をリードしていく適任者と判断してイム氏を推薦した。Daum Kakao は、モバイル技術革新のアイコンになるだろう。

イ・ソクウ共同代表は次のようにコメントしている。

Daum Kakao は、モバイル時代の幕を開いたが、今後想像できない無限の可能性は、まだ始まったばかりだった。イム氏は Daum Kakao の新たなスタートのための最高の人材だ。 Daum Kakao のより速い成長を期待させてくれるだろう。

チェ・セフン、イ・ソクウ共同代表は、イム・ジフン氏が代表職を全うできるよう今後も積極的に支援する。

イム・ジフン氏は、9月23日の臨時株主総会と取締役会を経て Daum Kakao の正式代表に選任される予定である。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】

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