電通(東証:4324)が運用するコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)である電通ベンチャーズは28日、ニューヨークを拠点とする Ninoh にシードラウンドで出資したと発表した。出資金額は明らかにされていない。これは、電通ベンチャーズにとって、今月初めの MIT 発のロボッティクス・スタートアップ Jibo への約3.6億円の出資に続く、2つ目の出資案件となる。
3Dプリンティングのブランド「Rinkak(リンカク)」で知られるカブクは28日、グローバル・ブレインから4億円を資金調達したと発表した。今回のラウンドはクローズしておらず、グローバル・ブレインをリードインベスターとして、ビジネスシナジーのある他社からも追加で出資を募る意向だ。調達した資金は、同社が先ごろ発表した 3D プリンティング工場向けの基幹業務クラウドや受託による生産効率化ビジネスの拡大に…
3Dプリンティングのブランド「Rinkak(リンカク)」で知られるカブクは28日、グローバル・ブレインから4億円を資金調達したと発表した。今回のラウンドはクローズしておらず、グローバル・ブレインをリードインベスターとして、ビジネスシナジーのある他社からも追加で出資を募る意向だ。調達した資金は、同社が先ごろ発表した 3D プリンティング工場向けの基幹業務クラウドや受託による生産効率化ビジネスの拡大に充てられる見込み。
もともと 3D プリンティング作品のマーケットプレイスと受注生産から始まった Rinkak は事業を多角化。最近では、全世界30カ国以上の 3D プリンティング工場をネットワーク化し、求められる生産ニーズに応じて最適な工場に生産を発注できるプラットフォーム「Rinkak 3D Printing PPP」や、工場が3Dプリンティングの生産受託の注文運用に必要な基幹クラウドシステム「Rinkak 3D Printing MMS」の提供を始めた。