
<ピックアップ> Lady Gaga’s former manager and Uber investor Troy Carter hand picks the next 6 hot startups
ハリウッド・セレブのスタートアップ投資は度々話題にあがり、アシュトン・カッチャーさんにジャスティン・ビーバーさんといった有名どころのエンジェル投資、ジェシカ・アルバさんに至っては本人が創業したスタートアップが評価額10億ドルを超えるなど、華やかなだけでなく、結構実利に繋がっているものも多くあります。
そして2013年に彼女の元を離れるまでレディ・ガガさんの初期マネージャーとして活躍したトロイ・カーター氏もやはりこれらの方々と同じく、エンジェル投資家としての顔を持ったひとりになります。それもかなり凄腕で、彼が投資するスタートアップにはUberやLyft、DropboxにSpotifyなど、ユニコーンがずらりと並びます。
アーティストもプロダクト創造するファウンダーも同じくタレント、それを見出すのがプロデューサーやマネージャーの役割、といったところでしょうか。
そんな彼が新たな事業としてスタートアップ・アクセラレーター「SMASHD Labs」を立ち上げたという話題から。10週のプログラムでテクノロジー分野であることはもちろん、エンターテインメントやカルチャーといった範囲のスタートアップを発掘することが狙いなのだとか。元々はY Combinatorのポール・グレアム氏に会って、音楽系のスタートアップへ投資することから始まったそうです。

設立までの経緯は原文をご覧いただくとして、現在200もの応募者の中からカーター氏のお眼鏡にかなったスタートアップが6つに絞り込まれ、9月から開始される育成プログラムに参加するそうです。以下がその6社。
- WeTransfer:2Gまでの大きなファイルを簡単に転送できるサービス。音楽系は扱うファイルも巨大ということで採択。
- Trakfire:音楽版Product Hunt。音楽やアーティストなどのタレントを発掘できる。
- Sidestep:コンサートグッズをデリバリしてくれるサービス。ファンは長い列につかず、限定アイテムを購入できる。
- Throne:ストリートウェア、ファッションアイテムに特化したeBayタイプのマーケットプレース
- Podium:UberやLyftの車内にタブレットで映像を見せて広告ビジネスを展開する。タクシーの座席裏にモニターが付いてるアレをタブレットで実現しているアイデア。
- Enrou:世界のソーシャルビジネス(社会的課題を解決する)を対象にしたマーケットプレース。
例えば国内ではテクノロジー系スタートアップに興味を持って、BASEやツイキャスなどによく顔を出されるロンドンブーツ1号2号の田村淳さんなどがシードアクセラレーターをやったらこんな感じになるのでしょうか。国内でもこういったセレブによる活動がもっと活発になってほしいと願う今日この頃です。
via Business Insider
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