実践型英語学習アプリ「BeNative」がピボット——個人向け無料版は、成績に応じて現金などがもらえる〝リワード型学習モデル〟へ

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韓国の教育サービススタートアップ Smatoos は29日、同社のビジネス英語教育サービス「BeNative」をピボットし、英語の語彙力強化にゲーミフィケーションの要素を取り入れたアプリとして正式リリースした。同社は先月、個人ユーザ向けに成績に応じて現金や Amazon ギフトなどが得られる英語学習アプリ「CashEnglish」をリリースしていたが、CashEnglish で採用した〝リワード型学習モデル〟を、本家サービスである「BeNative」にも適用することになる。

リニューアルされた BeNative の前身となる CashEnglish では、先月のβ版公開からの最初の一週間で合計1,000ドル以上の賞金が支払われており、最も多い人で獲得賞金額は500ドル。このようなユーザの反応から Smatoos では、個人ユーザを魅了する上で〝リワード型学習モデル〟が有効に機能すると判断した。CashEnglish と同様、新 BeNative でもアプリ上に出稿されている広告の収入を原資として賞金が提供される。

また、これまでの BeNative は、有料版の BeNative Premium の存在を知ってもらったり、BeNative Premium への顧客を誘導を図ったりするためのエントリモデルという位置付けだったが、提供するコンテンツを有料版と同じものに〝格上げ〟し、〝リワード型学習モデル〟を前面に押し出すことで、これまで Smatoos にとって手薄だった C 向けの英語学習需要の取り込みも本格化させていきたい計画だ。

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しかし、ここで問題となるのは、世界のトップ企業のエグゼクティブが英語を話してくれる、Smatoos の誇る実践型ビデオコンテンツが、かたや B 向けには有料で BeNative Premium(日本以外の市場では BeNative Pro)として提供され、一方では C 向けには無料で BeNative として提供され〝一物二価〟となってしまう点だ。

この点について、Smatoos の日本法人代表を務める矢野恵介氏は、B 向けと C 向けでサービスの差別化を図ることで解決したと語った。

個人向けの BeNative では、途中で広告が挿入されスマートフォンでしか学習できないのに対し、BeNative Premium を使う法人様や既存の有料会員様には、1. PCでも学習できる 2. 広告は全く出ない 3. 人事管理者様向け学習管理機能を提供する、という環境で提供します。法人での導入は、PCでのeラーニングも想定しているからです。

日本市場における今後の展開としては、BeNative で得られたリワードを、コンビニや公共交通機関などの電子マネーやポイントなどと連携させることを視野に入れ、ユーザが学習を継続するほどメリットを享受できる仕組みを増やしていきたい、としている。

アプリは Android 用と iOS 用にそれぞれ、Google PlayiTunes AppStore からダウンロードできる(BeNative Premium と BeNative でアプリは今回から統合された模様)。

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