World of Warcraft(ワールド オブ ウォークラフト)のような大規模ゲームの場合、経済的な要素もある。多くの人が海外サーバーでゴールドを買おうとするのだ。しかし中国人ゲーマーはしばしば、面白そうだが中国でリリースされていない(たとえば)韓国の新しいMMOゲームのサーバーを溢れさせる。どこでも同じだが、中国のゲーマーは他国ですでに利用できるゲームや機能が自国に導入されるまで待てないのだ。
あわせて、同社は2016年5月に、Retty の月間利用者数(MAU)が2,000万人を突破したことを明らかにした。2015年5月に MAU が1,000万人だったことからすると、初めの MAU 1,000万人の確保にサービスのローンチから約5年間かかったのに対し、直近1年間はその5倍のスピードでに MAU が増加したことになる。なお、Retty ではモバイルの(アプリではなく)ウェブサービスのインタフェースを5月にリニューアルしている。
かねてから海外展開を標榜する Retty だが、その道は容易なものではないようだ。2012年にはアメリカやシンガポールへの進出を画策したが、その試みは一度撤退を余儀無くされた。2015年の MAU 1,000万人突破発表の記者会見で明らかにされた年内のアジア向けの本格進出についても、現時点ではまだ実行に移せていない。ただ、Retty 代表取締役の武田和也氏によれば、2020年までに MAU 1億人を達成する目標は揺らいでおらず、この数値は日本国内の市場のみをターゲットにしていたのでは実現できないため、海外展開することについては必須だとした。
このカテゴリーは曖昧で、iPodsやBeatsのヘッドホンといったものが含まれる。また、Apple Watch、Apple TVというCEO Tim Cook氏の在任中にローンチした大きな製品も含む。
Apple Watchは2015年4月に販売が始まった。間違いなく売り上げは前倒し気味なので、比較するのは難しい。消費者は次のバージョンを待っているから販売が伸び悩んでいるのではという推測もあるが、控えめに言っても、現時点でApple Watchに勢いがないという結論を下せるだろう。同様のことは昨年秋にローンチしたApple TVに関しても言えることだ。