ウォール街出身の元インベストメントバンカーが作った韓国のロボアドバイザースタートアップAIM、160万米ドルをシード調達しアジアに進出へ

SHARE:
Image credit: AIM

TechCrunch のレポートによると、ソウルを拠点とするフィンテックスタートアップの AIM(에임) がシードラウンドで160万米ドルを調達したことを発表した。

DT&I、Soorim、Seoul Business Agency、Startup Bootcamp らが参加した今回のラウンドで、AIM の評価額は700万米ドルとなった。

AIM は、地元の韓国市場でもモバイルプラットフォームのローンチを大々的に行ったが、それに加えて、今回調達した資金を活用してアジアへの国際展開を計画している。2017年後半には、手始めにシンガポールへ進出し、「場合によっては」もう1ヶ国進出したい考えだ、と語るのは共同設立者で CEO も務める Jenna Lee(이지혜)氏だ。

当社は事業展開地域の拡大を検討中で、国際金融サービスの取り組み計画を策定したいと考えています。(Lee 氏)

韓国のフィンテック分野で資金調達を行ったのは AIM が初とのことで、特にこれほどの評価額は「これまで韓国ではアーリーステージの企業に与えられることはありませんでした」と Lee 氏 は述べる。

また、一般的に投資家は、「小さな韓国市場では成長に限界があるとの思い込み」から、評価額が500万米ドルに達した企業には投資を行うことはない、と彼女は指摘する。

AIM の目標は、ユーザがスマートフォンでトレードや投資ができるシステムを開発し、金融業界を民主化することだ。同社によると、ライセンス面やコンプライアンス面を代行してくれるブローカーにトレーディング業務を外部委託することで、プロセスの合理化を図っているという。

当社は自らのリソースだけではなくブローカーのリソースも含めて効率的に活用しています。(Lee 氏)

現在、プラットフォームはオープンベータの段階で、300人の限られたユーザのみが利用している。Lee 氏によると、4,000人以上のユーザ(資産にして1億6,600万米ドル)がその利用を待っている状態らしいのだが、AIM は5月までユーザ数を増やす予定はないという。

【via e27】 @E27co

【原文】

----------[AD]----------