シェアゼロ、起業したい人に起業できる会社への転職を支援する「起業転職」のβ版をローンチ

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シェアゼロは19日、起業したい人を対象に起業できる会社への転職を支援するサービス「起業転職」をβローンチした。起業したいが現職ではできない人(副業 NG)や、起業したいが安定収入の確保が必須の人を、新規事業担当や専門スキルを持つ人材を探している企業に対し、転職支援する。

中小企業白書によれば、日本における起業数は1997年をピークに減少傾向にあり、また、中小企業庁発行の「平成29年度以降に向けた創業・起業支援について」によれば、起業が増えない原因として、創業を考える人そのものが少なく、資金の問題を乗り越えられないことが指摘されている。シェアゼロの今回の取り組みは、このような課題の解決のきっかけになろう、というもの。

一方、起業においては、新規事業開発、専門職採用、国際競争力や労働生産性の向上に課題を抱えており、通常ルートでは新規事業開発の即戦力採用が水かしくなりつつある。将来、起業という目標を持つ人材を積極的に採用して支援することにより、在職時のスキルアップによる事業貢献だけでなく、起業後の業務連携なども見据えた人材活用が期待できる。

起業支援については、Lean Startup Japan の代表社員である和波俊久氏の監修のもと、「起業家として自ら成長できるメカニズム」を備えた起業家育成プログラムを提供。また、ミドル世代の転職を支援する黒田真行氏(リクナビ NEXT 元編集長)が代表を務めるルーセントドアーズと提携し、幅広い年齢層にサービスを提供していく。

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