国立ルワンダ大学出身の Shema Steve 氏が2014年に設立した EXUUS は、銀行口座を持たない農村部のコミュニティ向けに、共済のウォレットサービスとレンディング与信「SAVE」を提供。今回の調達を受けて、EXUUS は SAVE を現在サービス展開中のルワンダに加え、周辺国のケニア、ウガンダ、ザンビアに拡大する予定だ。
SAVE を使うことで、共済組合はメンバーの信用スコアを客観的に管理することでトラブルなく資金の貸借ができるほか、このスコアを金融機関と共有することで、必要に応じて外部からの資金調達にも活用できる。地域活動を支援する NGO(非政府組織)は、SAVE のデータを活用することで、どの地域でどのような援助が必要かを客観的に観察することも可能だ。
銀行にとっては SAVE と協業で、コストのかかる支店を開設したり ATM を設置したりしなくても(人口密度が低い地域においては、コストパフォーマンスがよくない)、SAVE を通じて非銀行層にアクセスすることができ、顧客開拓や需要開拓につなげることができる。
格安ホテルネットワークを運営するシンガポールの ZEN Rooms が一部株式を韓国のホテルアプリ「Yanolja(야놀자)」に売却した。金額は1,500万米ドルだ。 この契約では、Yanolja は将来的に ZEN Rooms の100%所有権を取得することも可能となっている。 Yanolja は今回の投資で ZEN Rooms の支配権に必要な持ち分比率を取得する。ZEN Rooms は201…
Zenrooms 共同設立者兼グローバル・マネージングディレクター Nathan Boublil 氏(左), CEO Kiren Tanna 氏(右) Photo credit: Zen Rooms
格安ホテルネットワークを運営するシンガポールの ZEN Rooms が一部株式を韓国のホテルアプリ「Yanolja(야놀자)」に売却した。金額は1,500万米ドルだ。
この契約では、Yanolja は将来的に ZEN Rooms の100%所有権を取得することも可能となっている。
Yanolja は今回の投資で ZEN Rooms の支配権に必要な持ち分比率を取得する。ZEN Rooms は2015年に設立され、Rocket Internet が後ろ盾だ。同社は昨年のシリーズ A でアメリカを本拠とする VC 企業の Redbadge および SBI Investment Korea から410万米ドルを調達している。
2018年3月、TechCrunch は ZEN Roomsは財政難に直面しており、売却するか廃業するか検討中だと報じていた。
旅行業界といえばズボラ旅 by こころからをはじめ、TRAVEL Now、メルカリも旅行領域への参入を表しているのが2018年4月以降の動きだ。タビナカは2014年8月に現地のガイドする人と旅行に行く日本人を繋ぐC2Cモデルでサービス提供を開始し、2018年1月に同社がオリジナルツアーを提供するD2Cモデルへと変化した。
Spectee の紹介をする CEO 村上建治郎氏(OrangeFab Asia のミートアップで) Image credit: “Tex” Pomeroy
先ごろ OrangeFab Asia が東京で開催した、同社がアジアにおけるアクセラレーションプログラムを紹介するミートアップで、アマチュア撮影によるニュースフィード会社 Spectee は、9月から海外進出を開始することを明らかにした。進出先は、同社にとって最大市場であるアメリカになりそうだ。Spectee の創業者兼 CEO 村上建治郎氏は、Spectee を始める前(設立時の社名は、ユークリッドラボ)、あるシリコンバレーの大手企業に勤務していた。