アニメクリエイターのデジタル作品を売買できる「BlockPunk」、130万米ドルをシード調達——大日本印刷と提携し、真正性証明なども提供へ

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BlockPunk CTO Jatin Shah 氏、SeedPlus パートナー Michael Smith Jr. 氏、BlockPunk CEO Julian Lai-Hung 氏
Image credit: BlockPunk

シンガポールを拠点とし、アニメクリエイターのデジタル作品をオンライン売買できるマーケットプレイス「BlockPunk」は、SeedPlus がリードしたシードラウンドで130万米ドルを調達した。SGInnovate、Hustle Fund、Entrepreneur First、大日本印刷(東証:7912)も参加した。新たに調達した資金は、BlockPunk がプラットフォームを開発し、エンジニアリングチームを拡充する計画に役立てられる。

BlockPunk を使うことで、クリエイターは日本のアニメにインスパイアされたデジタル作品を、収集可能な関連商品にすることが可能だ。ブロックチェーンを使った真正性証明で、クリエイターに新たな収入源を提供する。クリエイターは BlockPunk 上でアカウントを作成すると、ブロックチェーン上に記録されたユニークな ID を受け取る。BlockPunk 上にアップロードされたアート作品は、その全てに作者の ID が紐づけられ、BlockPunk のチームによって認証される。

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BlockPunk のマーケットプレイスは、日本のプレミアムアニメスタジオ、インディペンデントアーティストの2種類のクリエイターサポートしている。

原作者からファン作品を販売するライセンスを我々か作品クリエイターが得ているものを除き、我々のプラットフォームは原作コンテンツのみを扱っています。(BlockPunk 共同創業者 兼 CEO の Julian Lai-Hung 氏)

Lai-Hung 氏は、アニメ関連商品販売の市場は破綻していると考えている。アニメのストリーミング放映が開始されると、ファンはその関連商品を消費したいと考えるが、市場断片化とサプライチェーンの問題から、そういった商品が手に入ることは稀だ。

ライセンスを受けていない製品が、こういった需要を満たす存在となっています。我々のソリューションを使えば、あらゆるクリエイターが〝オフィシャルな〟収集可能関連商品を、世界中で手に入れられるようにできるのです。(Lai-Hung 氏)

BlockPunk はデジタル在庫システムに加え、大日本印刷との戦略的提携を通じ、リアルな(形のある)関連商品にも、真正性証明とコピー防御を提供する計画だ。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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