インドネシアのマーケットプレイス最大手Tokopedia、デジタルウォレットスタートアップのOvoに出資

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インドネシアの e コマースユニコーン Tokopedia は、デジタルウォレットスタートアップの Ovo に出資した。出資額は非開示。本件に近い情報筋が、Tech in Asia に対してこの事実を確認した。

Ovo と Tokopedia の両社は、噂に対するコメントはしないとしている。

Image credit: Ovo

Tokopedia は、インドネシア中央銀行からの電子マネーライセンスの申請が保留になったのを受けて、同社自ら開発していた e ウォレット「TokoCash」を凍結。昨年末には Ovo と提携していた

配車アプリの Grab も Ovo のパートナーであり、Ovo に出資しているとされる。Ovo を開発するインドネシアのコングロマリット Lippo Group は、Grab の投資家でもある。

Grab は Ovo との提携を通じて(さらには、ここに Tokopedia も繋がることになる)、インドネシア最大のデジタル決済エコシステムの一部になると述べている。報道によると、Ovo の取扱事業者数は、Lippo Group のショッピングモールを含め50万事業者超。一方、その最も近接した競合である Go-Jek の Go-Pay は、インドネシア国内で30万事業者で取り扱われている。

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【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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