財務分析AI開発のxenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)、シリーズBラウンドで7.8億円を調達——慶應II、第一生命、レオス藤野氏らから【報道】

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xenodata lab. のメンバー。前列中央が関洋二郎氏。
Image credit: xenodata lab.

日経の報道によると、財務分析 AI を開発する xenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)が資金調達を実施した模様だ。調達ラウンドはシリーズ B で調達金額は7.8億円。このうち1億円は金融機関からのデットによる調達。

このラウンドに参加したのは、慶應イノベーション・イニシアティブ、第一生命保険、時事通信社、ジャパンインベストメントアドバイザー(東証:7172)、南都銀行とベンチャーラボインベストメントが運営する「ナント CVC ファンド」など機関投資家13社に加え、「ひふみ投信」を運営するレオス・キャピタルワークスの藤野英人氏を含む個人投資家4名(名前は非開示)。

xenodata lab. は2017年2月にシードラウンドで6,000万円、2017年11月にシリーズ A ラウンドで2.5億円を調達しており、エクイティファイナンスによる累積調達金額合計は約10億円に上る。本ラウンドで機関投資家からの出資の意図については、今後順次発表するとしている。本ラウンドのに参加した藤野英人氏とは、同氏が経営するレオス・キャピタルワークスに、xenodata lab. が開発した「xenoBrain」が導入された経緯がある。

xenodata lab. は、公認会計士で、以前はユーザベース(東証:3966)で企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」の事業開発部責任者だった関洋二郎氏らにより2016年2月に創業。同年、三菱 UFJ 銀行が所属する MUFG の FinTech アクセラレータ(現在は、MUFG デジタルアクセラレータ)で第1期デモデイでグランプリを獲得した。

同社は、日本の上場株式銘柄に特化して、決算発表資料を自然言語分析によりポイントをレポート化する「xenoFlash(ゼノフラッシュ)」、企業の業績予測 AI SaaS「xenoBrain(ゼノブレイン)」を開発・提供している。ダウ・ジョーンズとの提携、ブルームバーグとのデータ連携など、金融情報大手と組んだサービスの開発にも積極的だ。

xenodata lab. では今回調達した資金を使って、xenoBrain の分析対象ニュースの大幅拡充、サプライチェーン分析などの機能開発を強化。これまでの主要な顧客だった投資関連会社や証券会社だけでなく、一般事業会社などより幅広いシーンで企業分析・経済分析の業務効率化を実現したいとしている。

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