インドネシアの日用品サプライチェーンスタートアップKlikdaily、Global Founders CapitalがリードしたシリーズAラウンドで資金を調達

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インドネシアのサプライチェーンスタートアップ Klikdaily は、Global Founders Capital がリードしたシリーズ A ラウンドで資金調達を行ったと発表した。金額は非公開。

昨年のプレシリーズ A ラウンドには Global Founders Capital、Pegasus Tech Ventures、FundedHere、Teja Ventures が参加していた。

Image credit: Klikdaily

2018年以降、Klikdaily はビジネスを B2B モデルに集中させ、インドネシアの伝統的な家族経営の小規模店舗向けワンストップソリューションプロバイダとしての地位を確立した。統合サプライチェーン管理システムにより、小売業者は多様なブランドからさまざまな製品を競争力のある価格で入手できる。

同社は新たに得た資金をさらなるテクノロジー投資に充てる予定だ。急速に変化する一般消費財の分野で、よりデータに基づいたインサイトとシステムを提供することにより、利害関係者(特に経営者や業者)がビジネスを向上させる手助けをする。

また、より多くの物流センターを開設し、今年末までにインドネシアの主要都市全体に会員を拡大する予定だ。

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声明によると、Klikdaily は現在ジャカルタ大都市圏、西ジャワ、中部ジャワで事業を展開しており、600の地区で「数万店を超える」小規模店舗にサービスを提供している。昨年の成長率は700%以上であったとしてしている。

同社は新型コロナウイルス感染拡大の中、食品や飲料の取引数の増加が続いていると述べている。同社のメイン市場は他の産業に比べ「影響が小さい」そうだ。

Klikdaily の CEO 兼設立者 Amos Gunawan 氏は次のように語った。

今まさに、この大きな危機をバネに、Klikdaily はコミュニティのためにより一層尽力します。政府を含めあらゆる方面と協力して、日常的なニーズを確実に満たすことができるようにしていきます。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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