今回の調達金は人材への投資だけでなく、更年期障害を抱える女性など、既存サービスの不妊治療や母性の分野を超えた新しいコミュニティ拡大のためにも使われる。NAMS(The North American Menopause Society)によると、更年期障害を抱える人は、2025年までに10億人以上にまで拡大すると予測されている。
Zehitomo 共同創業者の2人。左から:COO James McCarty 氏、CEO Jordan Fisher 氏 Image credit: Zehitomo
仕事を依頼したい人と、専門職のフリーランスや中小企業の人々などを繋げる顧客獲得プラットフォーム「Zehitomo(ゼヒトモ)」を運営する Zehitomo は11日、シリーズ B ラウンドで8.2億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加した投資家は次の通り。
<新規投資家>
DG Daiwa Ventures
環境エネルギー投資
三菱地所(東証:8802)
PERSOL INNOVATION FUND
エアトリ(東証:6191)
<既存投資家(フォローオン出資)>
SMBC ベンチャーキャピタル
みずほキャピタル
Coral Capital(旧500 Startups Japan)
DNX Ventures
KVP
アコード・ベンチャーズ
Social Starts
ベクトル(東証:6058)
<情報開示> 投資家に含まれるベクトルは、BRIDGE を運営する PR TIMES の親会社である。
Zehitomo にとっては、2017年7月に1.5億円を調達したシードラウンド、2018年6月に4億円を調達したシリーズ A ラウンドに続くものだ。今回ラウンドを受けて13.7億円。なお、シリーズ B ラウンドは最終クローズを迎えていないため、今後、調達額が増える可能性もある。
Zehitomo は2015年7月、日本の JP Morgan および Citi に勤務していた Jordan Fisher 氏と James McCarty 氏が共同創業(当時の社名は JAM Group)。2016年にマッチングプラットフォームの Zehitomo をローンチした。Zehitomo は、仕事を依頼したいユーザと、カメラマン・ヨガ講師・英語講師・トレーナーなどのプロフェッショナルをつなぐマッチングプラットフォームだ。現在、対応言語は日本語と英語。
サービスを使いたいという潜在ユーザはもともと多くいて、日本中にいるプロをどうやってオンラインに乗せるか(Zehitomo を使ってもらうか)というのが課題だった。シリーズ A ラウンドの頃は、まだ需要はあるものの供給が追いついてない状態。埋もれているフリーランサー(プロ)を見える化するのがミッションだった。(中略)
ピックアップ:EDGEMICRO RECEIVES $5M TO FUEL DATA CENTER EXPANSION ニュースサマリー:エッジコンピューティングを提供する「EdgeMicro」は12日、500万ドルの資金調達を実施したことを発表した。リード投資家にはソフトウェア関連に注力する投資銀行のDH Capitalが参加しており、同社の財務アドバイザーに就任した。 重要なポイント:日本国内…
2020年2月には、米Cloudflare(Entrepreneur Magazineの「Top Company Cultures 2018」リストに選出&2019年にFast Companyの「World’s Most Innovative Companies」にランクイン)とタッグを組み、エッジコンピューティングの普及を推進。
フジテレビや共同通信の報道によれば、会社の口座からおよそ29億円を着服した疑いで、エルピクセル元取締役の志村宏明容疑者が逮捕された。逮捕容疑は2018年4月~2019年1月、会社の口座から複数回にわたり、自身の口座に計約29億4千万円を送金・横領した疑い。志村容疑者は当時、経理担当者として会社の資金を1人で管理しており、着服した金の大半を FX 取引に充てていたとされる。 着服金額は最終的に33億…
医療画像診断支援技術「EIRL(エイル)」 Image credit: Lpixel
フジテレビや共同通信の報道によれば、会社の口座からおよそ29億円を着服した疑いで、エルピクセル元取締役の志村宏明容疑者が逮捕された。逮捕容疑は2018年4月~2019年1月、会社の口座から複数回にわたり、自身の口座に計約29億4千万円を送金・横領した疑い。志村容疑者は当時、経理担当者として会社の資金を1人で管理しており、着服した金の大半を FX 取引に充てていたとされる。
着服金額は最終的に33億円余りに上るとみられ、警視庁は余罪を追及している。
エルピクセルは2014年3月、東京大学の研究室メンバー3名が設立した、ライフサイエンス領域の画像解析を手がけるスタートアップ。医療画像診断支援技術「EIRL(エイル)」の研究開発に注力し、東京大学や国立がん研究センターをはじめ複数の医療機関と連携。研究者を対象とした AI を活用したクラウド型画像解析プラットフォーム「IMACEL(イマセル)」、科学論文の不正画像自動検出システム 「ImaChek(イマチェック)」なども開発している。